住宅ローンで叶ったクイーン・アンスタイルの家。10年の研究が結実しました。

イー・ローン

愛知県在住の杉浦さんご夫婦は、【フラット35】Sを活用して、クイーン・アンスタイルの輸入住宅を建てました。建ててから5年以上経った今も、デザイン・機能ともに満足しているそうです。

オーナーさんデータ
愛知県 杉浦さんご一家(仮名)
家族構成:
夫・渡さん(46歳・会社員)、妻・美鈴さん(46歳・会社員)、子2人
購入時の世帯年収:
800~900万円
購入した物件:
安城建築「クイーン・アンスタイル」
購入価格:
3,400万円
自己資金:
400万円
施工面積:
43坪(2階・4LDK)
利用ローン:
SBIモーゲージ(現・ARUHI)【フラット35】S
金利タイプ:
固定金利型
金利:
2.63%。当初10年間は1.63%。(2011年5月実行)
ローン借入金額:
3,000万円
借入期間:
25年
毎月の返済額:
8万2,000円+ボーナス時24万円

杉浦さんご夫婦は、結婚する前から家を持つことが夢。約10年にわたって、大手メーカーから地元の工務店まで、多くの展示場や完成見学会に足を運び、研究してきたそうです。
杉浦
研究の結果、最初に決めるべきだと思ったのは、「どの会社に建ててもらうか」です。一軒家は、建てた後も修繕やリフォームなどが発生しますから、できるだけ、建てた時にお願いした人と長くつながっていた方が安心です。そう考えると、歴史があり、長い付き合いができそうな地元の工務店がベスト。その基準と照らし合わせて、安城建築さんという工務店を選びました。
安城建築さんは輸入住宅が得意なのですが、なかでも目を見張ったのが、クイーン・アンスタイルの美しさでした。夫婦ともども、その虜になってしまい、自分たちの家もクイーン・アンスタイルにしようと決めたのです。
クイーン・アンスタイルとは、18世紀前半、イギリスのアン女王の時代に生まれ、アメリカで発展を遂げた住宅デザイン。塔があり、教会のような華やかな雰囲気が特徴的です。
杉浦
クイーン・アンスタイルの家の魅力は、流行に関係なく、時を重ねても美しいと思えるデザイン。いつまでも変わらず素敵だと思えるデザインの家に住みたかったので、理想的でした。塔の部分と建物全体のバランスが悪いと美しくならないので、そのバランスにはこだわりましたね。
一方、室内のインテリアは、落ち着いた明治時代の洋館のイメージにしたいと考えていました。私たちは「明治村」という明治時代の建物が移築されたテーマパークによく訪れていて、明治時代の建物がとても好きでした。頭にあったそのイメージのすべてを、インテリアコーディネーターさんにお話ししました。
機能面で最も大きな決断は、「全館空調」を採用したことです。
杉浦
リビングダイニングはもちろん、寝室もトイレも浴室も、いつでも快適な温度が保たれている。寝苦しい夏の夜と、布団から出られない冬の朝が来ない家──。そんな家を実現したかったのです。「使っていない部屋まで空調をきかせるのはどうなの?」という人もいますが、エアコンなどで一部の部屋だけ温度を快適にすると、それ以外の部屋で活動することがなくなり、せっかくたくさん部屋があっても一部の部屋しか使わないようになります。それなら、少しランニングコストがあがっても、全館空調にしたほうがよいと考えました。
2010年10月から建て始め、7カ月ほどで家が完成しました。新居での生活は、杉浦さんご夫婦にとって想像以上に素晴らしいものでした。
杉浦
輸入住宅に特化した建築士さんや大工さん、経験豊富な現場監督さん、インテリアコーディネーターさん等のおかけで、外観も室内も思い描いた通りのものが仕上がりました。5年以上経ちましたが、今も色あせることなく素敵なデザインだと思えています。「これから家を建てるなら、杉浦さんの家のようなデザインが良い」と言ってくださる方もいて、とても嬉しいです。
室内のコンセプトは日本の洋館。愛知県の明治村を参考にしたという

室内のコンセプトは日本の洋館。愛知県の明治村を参考にしたという

老舗ホテルを思わせる寝室。カーペットの踏み心地にもこだわった

老舗ホテルを思わせる寝室。カーペットの踏み心地にもこだわった

リビングの床はあえてステップダウン。ダイニングより一段低いことで落ち着く空間に

リビングの床はあえてステップダウン。ダイニングより一段低いことで落ち着く空間に

機能面では、全館空調を採用して、心から良かったと思いました。温度のストレスが無いということがこれほど快適だとは思いませんでしたね。構造上、エアコンのような強い風が当たることもないので、不快さが少ない。加えて、私が採用したメーカーの全館空調に、家中の空気をきれいにする電子集塵フィルターがあったおかげか、夫婦共通の悩みであった花粉症の症状が改善しました。空調の電気代も予想より少なく、夏冬が月1万3,000円、春秋は4,000円ぐらいです。共働きというライフスタイルもありますが、やはり建物性能が高いからでしょうか、家計の負担も少なく済んでいます。
壁はドライウォールを採用。メンテナンス及び防火性・気密性に優れ、照明光がやわらかく反射する

壁はドライウォールを採用。メンテナンス及び防火性・気密性に優れ、照明光がやわらかく反射する

横長のI型キッチンに半円状のカウンターを組み合わせ。調理しやすく収納力もある

横長のI型キッチンに半円状のカウンターを組み合わせ。調理しやすく収納力もある

浴室や洗面所は2階の南側に配置。明るくすがすがしい場所に仕上がった

浴室や洗面所は2階の南側に配置。明るくすがすがしい場所に仕上がった

このようなストレスの少ない空間で、日々過ごせるというのは、生活にも好影響をもたらします。仕事が忙しくても、心にゆとりが持てるようになり、物事を大きく考えられるようになりました。また、インテリアにも興味が出てきて、それまでまったく手伝わなかった掃除もやるようになって、妻も喜んでいます。
ローン借入額は3,000万円。SBIモーゲージ(現・ARUHI)の【フラット35】Sを選びました。
杉浦
固定金利の【フラット35】Sを選んだ理由は、金利に変動がないので今後の生活設計がしやすいこと。また、エコ住宅で優良住宅取得支援制度の基準に当てはまっていたため、10年間、金利が1%引き下がることも大きな理由です。当時の金利は2.63%でしたから、そこから1%引き下がり、当初10年間は1.63%。これなら、変動金利タイプの金利と遜色ありません。ただ、今はだいぶ借り入れ当時に比べ住宅ローンの金利が下がっているので、借り換えを検討中です。
最後に、クイーン・アンスタイルのような輸入住宅を建てることを検討している人へのメッセージを伺いました。
杉浦
まずは、信頼できる建築会社を見つけること。これができれば、家づくりは80%成功したようなものです。そのためには、さまざまな会社の建物を見て研究すること。すると、家の良し悪しがわかるようになり、その会社が丁寧な家づくりをするかどうかもわかってきます。とくに、クイーン・アンスタイルのような輸入住宅は、細部の作りが全体の質感に大きな影響を与えます。そういうところもよく観察した方が良いですよ。
そして、数百万円の投資を渋らないこと。誰しも、少しでも費用を抑えて建てたいものですが、数百万円を渋ったために数千万円を使って建てた家に不備があれば、ずっと後悔してしまいます。安さや値引きには惑わされないようにしましょう。

ライターからのコメント。

杉浦さんが利用した住宅ローン【フラット35】S。省エネルギー性、耐震性などに優れた住宅を建てると、【フラット35】の借入金利が一定期間引き下げられる制度です。現在(2017年3月)の【フラット35】Sは、杉浦さんの借り入れ当時と条件が変わり、金利の引き下げ幅が0.3%ですが(期間は5年間か10年間)、【フラット35】自体の金利が1%台の金融機関が多いので、検討の余地はあります。金利は、融資率や返済期間、個別の金融機関によって異なりますので、しっかり比較検討しましょう。

※今回ご協力いただいた杉浦さんのブログ「輸入住宅を建てる」のURLは、http://ameblo.jp/js-place/

文/杉山直隆、企画/カデナクリエイト、編集/イー・ローン

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