住宅ローンで叶ったフルリノベーション。カフェのような住まいに。

イー・ローン

東京都のeiriyさんご夫婦は、住宅ローンを使って、都心の築45年のマンションを購入。お気に入りの北欧家具に合わせてフルリノベーションすることで、おしゃれなカフェのような住まいを手に入れました。

オーナーさんデータ
東京都 eiriyさんご一家
家族構成:
夫(40歳・会社員)、妻・eiriyさん(37歳・会社員)、子1人(1歳)
購入時の世帯年収:
800~900万円
延床面積:
52m2(1LDK+ウォークインクローゼット)
購入価格:
3,100万円(物件価格2,300万円、リノベーション800万円)
自己資金:
100万円
利用ローン:
群馬銀行「住宅ローン」(リノベーション費含む) 
金利タイプ:
変動金利型
金利:
0.725%(2014年12月実行)
ローン借入金額:
3,000万円
借入期間:
35年
毎月の返済額:
約8万円

結婚後2年ほど賃貸物件に住んでいたeiriyさん。今後の人生設計をシミュレーションしたことをきっかけに、中古マンションのリノベーションという選択に至ったそうです。
eiriy
人生設計について考えたとき切り離せないのがお金のこと。そこで、ファイナンシャルプランナーに相談してみたところ、「収入に対して家賃が高い」と指摘されたことから、子供が生まれる前に引っ越すことにしました。もっとも、希望の賃貸価格では気に入るデザインの物件はありませんでした。アパレルのディスプレイを担当している仕事柄、インテリアにこだわりを持っていたので、どうせ引っ越すなら自分好みの理想の空間を創り上げたかったのです。
そこで行き着いたのが、手頃な価格の中古マンションを購入し、リノベーションすることでした。そうすれば、予算の範囲内で自由な間取りやデザインを実現できます。郊外と都心で迷いましたが、共働きで子育てをすることを考え、通勤が楽な都心の方を選びました。物件を探し始めて3か月後、築45年の都内の中古マンションを購入しました。
立地と価格を優先したことで、広さは52m2程度と家族3人で住むにはやや手狭。できるだけ広く感じられるよう、間取りを大胆に変更しました。
eiriy
狭く感じさせる要因の一つは、強引に2LDKにしたような間取り。そこで、仕切りをなくして、1LDK+WIC(ウォークインクローゼット)の間取りに変更しました。1日を過ごす時間が長いリビング&ダイニングを、とにかく最優先に広く取りたかったので、寝室は思い切って3.5畳に縮小。その分、リビング&ダイニングは17.5畳と広めの空間を確保できました。
内装などの雰囲気は、以前購入した北欧のヴィンテージダイニングセットを主役に決めていきました。主役の雰囲気や素材、色などに合わせて床や壁などを決めると、統一された空間が出来上がることを、仕事で実感していたからです。
リノベーション前。真ん中の梁の下にふすまがあり、部屋が分かれていた

リノベーション前。真ん中の梁の下にふすまがあり、部屋が分かれていた

リノベーション後は、見違えるような雰囲気に

リノベーション後は、見違えるような雰囲気に

インテリアや設備は、こだわるところにはお金をかける一方、予算内に収めるため節約できるところは節約しました。
eiriy
こだわってお金をかけたのがキッチンと床材です。
キッチンは、主役のダイニングセットに合うデザインであること、さらにダイニングをすっきりした見た目にするため、収納力があるものを探しました。選んだのは、トーヨーキッチンスタイルの「BAYシリーズ」。掃除機ロボットも隙間に入る「エアーフロー」という床から浮いたデザインで、奥行きが75cmあるので、吊り戸棚をつけなくても調理器具のほとんどが引き出しに入ります。壁タイルの施工も合わせて100万円ほどかけました。
キッチンはトーヨーキッチンスタイルの「BAYシリーズ」をセレクト

キッチンはトーヨーキッチンスタイルの「BAYシリーズ」をセレクト

床には無垢材を使用し、ちょっと贅沢をしました。まず、見た目のシャープさが気に入って、素材をV字型に貼り合わせていく「ヘリンボーン」という貼り方に決定。それに合う木材を工務店さんに相談し、最終的にはアッシュ(タモ)を選びました。23m2で40万円をかけたリビングの床は、自然の木の素材感がありながら適度なシャープさと存在感が出て、主役のダイニングセットとの相性も抜群。無垢材の床は汚れや傷も味わいになるので、年月とともに変化していくことも楽しみです。
ヘリンボーンに貼られた床。ヴィンテージダイニングセットとよく合う

ヘリンボーンに貼られた床。ヴィンテージダイニングセットとよく合う

キッチンの床には、高価な大理石や石を使わずに、床材との相性もいいブラックコルクを使用し、スタイリッシュかつコストダウンに成功

キッチンの床には、高価な大理石や石を使わずに、床材との相性もいいブラックコルクを使用し、スタイリッシュかつコストダウンに成功

一方、コストに関しては小さな積み重ねで着実に減らしていきました。たとえば「サニタリーや寝室の床は安いものを選ぶ」「ユニットバスの棚を一つにして、余分なミラーやタオルバーなどは省く」「キッチンのステンレス扉を化粧板の扉に変更する」といったことです。
節約効果が大きかったのは、素材や設備などを自分で探して購入する「施主支給」ですね。ネットやIKEAなどを探し回り、トイレだけで13万円、水栓とコンロで20万円ほど費用を節約できました。勝手に探すと工務店さんも気を悪くすると思ったので、事前に工務店さんと相談のうえ、施主支給するものとそうでないものを決定。取り付けなどがスムーズにいきました。
フルリノベーションならではの、ムダのないスペース使いと自分好みのインテリアを実現したことで、心地良い生活を送っているそうです。
eiriy
私は、雰囲気の良いカフェでお茶をするのが好きなのですが、自宅がカフェのような雰囲気になったので、一年中そんな気分が味わえるようになりました。おいしいと評判のケーキを買ってきて、家でお茶するのが何よりの楽しみですね。外出好きな主人も居心地が良いらしく、家でたくさん過ごすようになりました。
また、引っ越した後に子供が生まれたのですが、1LDKにしたことで死角がなく、キッチンで料理をしていても、ソファで寛いでいるときも、子供の姿が常に見えています。これはすごく安心ですね。
友人が遊びに来た時は、「カッコイイ!」「狭くなんて感じないよ」と言ってくれます。実際、6人ほど友人が来ても、狭苦しさを感じませんでした。なかには、家づくりの参考にしたいと言ってくれる友人もいて、何軒かのお宅が我が家を参考にリノベーションしています。インスタグラムなどSNSでもフォロワーさんが増えたり、雑誌などの撮影取材を受けたりと、新しい世界が広がりました。
キャプション:キッチンから見渡せるキッズスペースは、暮らし方に合わせて活用できる

キャプション:キッチンから見渡せるキッズスペースは、暮らし方に合わせて活用できる

住宅ローン借入額は3,000万円。群馬銀行の住宅ローンを選びました。
eiriy
群馬銀行の住宅ローンは、物件を紹介してくれた不動産屋さんから紹介されました。金利が低く、ファイナンシャルプランナーの先生も問題ないとのことだったので、こちらに決めました。賃貸の頃は同じような間取りの部屋に10万円以上の家賃を支払っていましたが、家を買ったことで月々の支払いは8万円に。35年ローンではありますが、負担はかなり減りました。
最後に、中古マンションを購入してリノベーションすることを検討している人へのメッセージを伺いました。
eiriy
「日々の生活でどこにいる時間が長いか」を考えて、その場所は優先的にこだわるようにすると、予算の範囲内で理想の空間が実現すると思います。10年後の生活スタイルを想定した間取りや広さを選ぶと、後悔しにくいでしょう。インテリアに関しては、テイストやカラーを絞ること。好みのテイストが分からない方は、ひたすらたくさんのイメージ写真を見て、ピンと来たモノに付箋などして、見返してみると、自然と自分の好みが分かってきますよ。

ライターからのコメント。

一般的に無担保のリフォームローンは住宅ローンより金利が高い傾向があります。今回のeiriyさんのようにリノベーションをする前提で中古マンションを購入すると、リノベーション費用も含めて金利の低い住宅ローンで借りられる場合が多いです。ローン商品の検討や返済金額をシミュレーションする時には、その点も考慮すると良いでしょう。

※今回ご協力いただいたeiriyさんのブログ「日々丁寧な暮らしを リノベーション記録と整理収納のコツ」のURLは、http://plaza.rakuten.co.jp/eiriyyy/

文・企画/カデナクリエイト、編集/イー・ローン

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