ワールドHD Research Memo(3):不動産ビジネスをけん引役に過去最高業績を連続更新

Fisco News

■業績動向

1. 2016年12月期の業績概要
2017年2月13日付で発表されたワールドホールディングス<2429>の2016年12月期の連結業績は、売上高が前期比7.2%増の94,334百万円、営業利益が同44.2%増の7,407百万円、経常利益が同42.3%増の7,306百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同10.0%増の4,192百万円となった。売上高は7期連続増収、営業利益は6期連続増益となり、過去最高業績を連続で更新した。会社計画に対しては売上高で5.8%下回ったものの、利益面ではいずれも上回って着地した。売上高の計画達成よりも利益の上積みを優先した。なお、親会社株主に帰属する当期純利益の増益率が経常利益に対して低くなっているが、これは前期に特別利益として消費税等簡易課税差額収入995百万円を計上したのに対して、当期は特別損失として減損損失366百万円、関係会社株式評価損112百万円を計上したことが要因だ。

事業セグメント別で見ると、人材・教育ビジネスは人手不足感が進むなかで同社も採用に苦戦したものの、ワンストップサービスの強みを活かしたセグメント間連携と採用組織の増強による新卒・キャリア採用数の増加により増収増益基調を継続した。また、不動産ビジネスでは、マンションの分譲販売戸数が大型プロジェクトの一巡により減少したものの、リノベーション事業が順調に拡大したほか、第3四半期に事業用地を好条件で売却したこと等により大幅増益となり、当期の増益要因の大半を占めた。情報通信ビジネスでは、携帯電話市場の成熟化やキャッシュバック規制導入の影響により、売上高が3期連続の減収となったものの、店舗運営の効率化や人材教育に注力したことでセグメント利益は3期ぶりの増益に転じた。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)



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