19日の香港市場概況:ハンセン1.2%高と続伸、平安保険は4.0%上昇

Fisco News

週明け19日の香港市場は値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比298.06ポイント(1.16%)高の25924.55ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が135.91ポイント(1.31%)高の10520.80ポイントとそろって続伸した。売買代金は656億9600万香港ドルに縮小している(16日の売買代金は798億4000万香港ドル)。

本土株高が買い安心感を誘う展開。小安く寄り付いた本土主要指標の上海総合指数がプラスに転じるなか、香港の各指数は徐々に上げ幅を広げている。本土市場では、海外投資家の資金流入に対する期待が強まった。指数算出などの米MSCIが20日(日本時間21日)に発表する新興国株指数に関し、人民元建てA株の採用確率は高い――との観測が流れている。また、中国人民銀行(中央銀行)が19日、リバースレポを通じ、期日到来分との差し引きで1100億人民元の資金を供給したこともプラス。人民銀は先週も巨額の資金を供給している。

ハンセン指数の構成銘柄では、時価総額上位のネット株と金融株が高い。保険事業で中国2位の中国平安保険(2318/HK)が4.0%、インターネットサービス中国最大手の騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)が2.3%ずつ上昇した。本土重複上場の中国平安保険に関しては、MSCI新興国株指数の見直しに絡んだA株高を連想。H株もつれ高すると期待された。

香港拠点の証券関連セクターも上げが目立つ。域内証券の第一上海投資(227/HK)が5.6%高、海通国際証券HD(665/HK)が5.0%高、国泰君安国際HD(1788/HK)が4.2%高、申銀万国(218/HK)が4.0%高、取引所運営の香港交易所(香港証券取引所:388/HK)が2.7%高で引けた。香港交易所が16日、普通株より議決権の多い「種類株」を発行するなど、特殊な株式構造を持つ企業の上場を認める「創新板(ニューボード)」の新設提案書を発表したことが刺激材料。市場活性化の思惑が膨らんでいる。中国の新興IT企業が今後、香港をIPO先に選ぶ可能性があるとみられた。

自動車セクターもしっかり。吉利汽車HD(175/HK)が3.7%高、華晨中国汽車HD(1114/HK)が2.3%高、長城汽車(2333/HK)が1.6%高で引けた。

本土市場は反発。主要指標の上海総合指数は、前営業日比0.68%高の3144.37ポイントで取引を終えた。金融株がしっかり。ゼネコンや建機のインフラ関連株、軍需関連株も上げが目立っている。

【亜州IR】



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