睡眠時間が最も長い都道府県は?スマートフォン・パソコン利用の年代による違いも~「平成28年社会生活基本調査」

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男性の家事関連時間は微増したものの男女差は依然大きい


2017年9月15日、総務省統計局は「平成28年社会生活基本調査 -生活時間に関する結果-」を発表した。社会生活基本調査は、国民の生活時間の配分や主な活動について調査したものだ。昭和51年から5年ごとに実施されている。今回の調査結果から、過去から比較して変化があったものや、特徴的なものをピックアップしてご紹介したい。

まずは、生活時間の変化からみてみる。前回の平成23年度と比較し、「休養・くつろぎ」の時間が6分増加と最も増加が大きい。「テレビ・ラジオ・新聞・雑誌」の時間は12分の減少と最も減少が大きかった。この傾向は過去20年間の推移を見ても同様である。過去20年間で増加したのは、「身の回りの用事」、「休養・くつろぎ」、「趣味・娯楽」などで、「睡眠」、「テレビ・ラジオ・新聞・雑誌」、「交際・付き合い」の時間は減少している。

家事関連時間を男女別で見ると、男性は44分で前回調査から2分増加、女性は3時間28分で7分減少した。過去20年の推移をみると、平成8年と比較し男性は20分増加、女性は6分減少している。とは言え、男女差は2時間44分と差は大きいままだ。


総務省統計局「平成28年社会生活基本調査 -生活時間に関する結果-」を参照して作成



スマートフォン・パソコン利用者のうち12時間以上利用した人は153万人


今回から、情報通信機器の普及の影響を把握することを目的に、スマートフォン・パソコンの利用状況が調査項目に加えられた。
※注 ここでいう「スマートフォン・パソコンなどの使用」は、学業、仕事以外の目的で使用した場合

スマートフォン・パソコンの利用状況は、年代によって傾向の違いが見られた。男女ともにおおむね6割の使用率で、1~3時間未満が39%と最も割合が大きい。20~24歳は男女ともに6時間以上利用している人が約25%と、利用時間が長い傾向にある。12時間以上利用した人は153万2千人で、うち、20~24歳が占める割合は7.1%と最も割合が大きかった。15~29歳の7割が、21~24時の時間帯に利用している。
なお、21~24時に利用する理由は、15~24歳は「交際・付き合い・コミュニケーション」が50%を超えている。年齢が上がるにつれ、「交際・付き合い・コミュニケーション」の割合は減少傾向になり、「趣味・娯楽」や、「ネットショッピング」など、個人の楽しみのために利用する割合が増えている。

「平成28年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」※によれば、全年代の平日におけるインターネット利用時間の平均は平成28年で99.8分。平成24年からわずか4年で約28分増加している。土日の利用時間は120.7分で、こちらは4年間で約34分増加した。この傾向は今後も継続することが予測されている。
※平成29年7月総務省情報通信政策研究所発表


総務省統計局「平成28年社会生活基本調査 -生活時間に関する結果-」を参照して作成



睡眠、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌にかける時間が長い県は?


「平成28年社会生活基本調査 -生活時間に関する結果-」では、都道府県別の傾向についてもまとめられている。地域別の傾向を見ていこう。

平日における通勤・通学時間は、神奈川県が最も長く1時間45分、次いで千葉県、埼玉県、東京都となっており、関東地方で長い傾向にある。また、奈良県、大阪府なども全国平均の1時間19分を超えており、都市圏および周辺のエリアで通勤時間が長いようだ。一方で最も短かったのは大分県で57分だった。

通勤・通学時間が長い神奈川県、千葉県、埼玉県は、睡眠時間が短い傾向にあるようだ。順位に多少の差はあるものの、最も睡眠時間が短い県は埼玉県で7時間47分、次いで神奈川県・千葉県と、通勤・通学時間が長い3県が該当している。最も睡眠時間が長い県は秋田県で平均8時間2分だった。(都道府県、総平均時間-週全体、男女総数(15歳以上)より)

そのほか、テレビ・ラジオ・新聞・雑誌にかける時間は北海道が最も長く2時間38分、最も短いのは東京都で1時間55分という結果もあった。これ以外の調査結果については、「配信元ページを見る」から確認してほしい。


総務省統計局「平成28年社会生活基本調査 -生活時間に関する結果-」を参照して作成



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