神戸市の中古マンションが対前月比、対前年比で上昇続く~LIFULL HOME’S PRICE INDEX10月 月次レポート

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神戸市の中古マンションが対前月比、対前年比で上昇続く~LIFULL HOME’S PRICE INDEX10月 月次レポートの記事画像

既存住宅の市場価格を世界同一基準で指数化したLIFULL HOME’S PRICE INDEX


株式会社LIFULLは2017年11月30日、「LIFULL HOME'S PRICE INDEX 10月 月次レポート」を公開した。
「LIFULL HOME'S PRICE INDEX」は、都市の住宅市場の動向を世界規模で透明化するため、既存住宅の市場価格の推移を世界同一基準で指数化したものだ。

公開されるのは「中古マンション」と「中古戸建て」で、2017年10月時点での対象地域は、日本の主要11エリア(東京23区、東京都下、横浜市、さいたま市、千葉市、大阪市、京都市、神戸市、名古屋市、札幌市、福岡市)とアメリカ主要25エリアとなっている。なお、日本の指数については、2010年における東京23区の中古マンション価格の平均を100とし、アメリカの指数については、2016年4月~2017年3月におけるニューヨークの中古コンドミニアム価格の平均を100としている。


既存住宅の市場価格の推移を指数化した「LIFULL HOME



国内中古マンションの上昇率上位4エリアは、前月に比べて上昇幅が穏やかに


まず、国内主要エリアの中古マンションの10月分価格指数を見てみる。国内主要11エリア中、対前月比で上昇したエリアは神戸市67.7(+2.6%)、名古屋市70.7(+0.7%)、東京都下94.9(+0.6%)、さいたま市81.4(+0.5%)の4エリアで、9月値で前月比で上昇した7エリアから3エリア少ない結果となった。また、上昇した4エリアの上昇率の平均値も、9月値(上位4エリア)が3.8%だったのに対し、10月値は1.1%と上昇幅が穏やかになっている。このうち、東京23区の価格指数は、131.7(-0.3%)と、2017年7月値以来3ケ月ぶりに減少したものの、対前年比で2013年3月分より56ケ月連続の上昇となっている。
対前年比は、上昇率の平均が5.2%と、前月5.5%から0.3ポイント減少しているが、前月に引き続き全11エリアで上昇している。なお、全エリアの対前月比の上昇は2017年7月値以降3ケ月連続である。中でも神戸市は、67.7(+10.4%)と11エリア中、唯一の2桁増となっており、対前月比と対前年比が共に3ケ月連続で上昇している。

中古戸建ての価格指数については、東京23区が182.8と対前月比-0.9%で下落したものの、対前年同月比では+1.4%の上昇で、対前年同月比で2014年10月分より37ケ月連続の上昇となっている。
対前月比で住宅価格指数が上昇した都市は、上昇順に千葉市71.6(+1.7%)、京都市77.1(+1.6%)、福岡市85.7(+1.5%)、神戸市70.8(+1.0%)、さいたま市76.7(+0.9%)、横浜市107.3(+0.3%)の6エリアで、前月の9月値と比べて2エリア少なくなった。このうち、千葉市は対前月比、対前年同月比ともに全11エリア中最も高い上昇率となった。


グラフ上:2017年10月の国内主要エリア別の中古マンション、中古戸建ての価格指数<BR />グラフ左下:国内主要エリア別の中古マンションの対前月比と対同年前月比<BR />グラフ右下:国内主要エリア別の中古戸建ての対前月比と対同年前月比<BR />いずれも、『LIFULL HOME



コンドミニアムは、ロサンゼルス以外が対前月比で上昇


続いて、アメリカの主要6エリアの中古コンドミニアムと中古Single Family Home(戸建て)の価格指数を見ていく。
コンドミニアムでは、対前月比で上昇したのが、シカゴ72.3(+3.1%)、ニューヨーク108.5(+3.0%)、サンフランシスコ178.7(+1.0%)、シアトル111.3(+0.7%)、ボストン124.0(+0.5%)の5エリアとなり、上昇したエリアは前月から3エリア増えている。中でも上昇率トップのシカゴは、9月値で前月比70.1(-3.7%)から増加に転じており、3%を超える上昇は、2017年4月値以来6ケ月ぶりとなる。
対前年比については、同調査を開始した2017年3月値以降全エリアで上昇し続けており(※)、シアトルは、5月値以降、7.9%~11.3%と高い上昇率を保っている。
※サンフランシスコの2017年4月値と5月値、シアトルの4月値は未調査

Single Family Homeの対前月比で上昇したのは、上昇率順にシカゴ90.6(+2.7%)、シアトル145.0(+2.4%)、ボストン147.1(+0.5%)、ロサンゼルス155.3(+0.3%)の4エリアだ。このうち、シアトル、ボストン、ロサンゼルスについては、9月値で下落していたものの、一転して上昇する結果となった。
対前年比が-10%を超える減少が続いていたサンフランシスコは、10月値153.9(-9.6%)と、減少幅がやや抑えられたものの依然大きな減少となっている。また、同じ西海岸側のロサンゼルスについても-6.1%とこちらも本調査結果の開始以降、7ケ月連続の減少となっており、西海岸側の主要都市における中古戸建ての価格下落が止まらない状況だ。

東京23区とニューヨーク市(ブロンクス区、マンハッタン区、ブルックリン区、クイーンズ区、スタテンアイランド区の5行政区)の2016年4月を100とした2017年10月の指数を比較すると、中古マンション(コンドミニアム)においては、東京23区が112.72、ニューヨーク市が134.18、中古戸建て(Single Family Home)においては、東京23区が111.57、ニューヨーク市が117.00となっている。9月値からの伸び率を比較すると、東京23区は中古マンションが+4.37ポイント、中古戸建てが+11.77ポイント、ニューヨーク市においては、中古マンション(コンドミニアム)が+4.78ポイント、中古戸建て(Single Family Home)が+6.00ポイントと、東京23区、ニューヨーク市のいずれも上昇する結果となった。

LIFULL HOME'S PRICE INDEX 10月 月次レポートの詳細は、「配信元ページを見る」より参照してほしい。


グラフ上:2017年10月のアメリカ主要都市別の中古コンドミニアム、中古Single Family Homeの価格指数<BR />グラフ左下:アメリカ主要エリア別の中古コンドミニアムの対前月比と対同年前月比<BR />グラフ右下:アメリカ主要エリア別のSingle Family Homeの対前月比と対同年前月比<BR />いずれも、『LIFULL HOME



調査概要


<目的>
1.日米の住宅価格を比較できる指標を提供し、経済価値の共有化を目指す
2.将来は多国間の住宅価格を指数化し、経済指標、景気変動指標としての機能を果たす
3.住宅価格を指数化して比較することにより、経済的価値の変動実態を明らかにする

<対象用途>
中古マンション(区分所有建物)、中古戸建て

<利用する情報>
日本:LIFULL HOME'S 不動産アーカイブ
米国:Trovit掲載情報


既存住宅の市場価格の推移を指数化した「LIFULL HOME



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