「鳴き龍」の相国寺法堂など特別公開 「京の冬の旅」キャンペーン

相国寺法堂の「蟠龍図」

JRグループと京都市・京都市観光協会などが共同で開催する京都ディスティネーションキャンペーン「京の冬の旅」のオープニンセレモニーが9日、京都市上京区の相国寺で開かれた。キャンペーンの今回のテーマは「禅」。2016年が臨済宗を開いた臨済禅師の1150年遠諱(おんき)にあたることから、主に禅宗寺院で普段は見学できない仏像などの文化財が特別公開される。期間は3月18日まで。

相国寺は14世紀末に室町幕府3代将軍足利義満が創建した臨済宗相国寺派の大本山。京都観光の定番、鹿苑寺(金閣寺)や慈照寺(銀閣寺)は相国寺の山外塔頭の位置付けだ。今回特別公開される相国寺の法堂(はっとう)は慶長10年(1605年)に豊臣秀頼が再建。天井には狩野光信による「蟠龍図(ばんりゅうず)」が描かれている。手を叩くと鳴き声のような音が響くため「鳴き龍」と呼ばれる。

「京の冬の旅」は1967年にオフシーズンの観光客誘致を目的に始めたキャンペーンで、今年で50回目。オープニングセレモニーに出席した京都市の門川大作市長は「いま観光が順調なときだからこそ細心の注意を払い、心を込めておもてなしをすることが求められているのではないか」とあいさつ。相国寺の佐分宗順宗務総長は「我々現代人は目に見えるものしか信じない傾向にあるが、文化財の裏には人間の営みがある。そのことに思いを馳せて頂ければありがたい」と述べた。

今回の「京の冬の旅」で特別公開されるのは相国寺法堂・方丈のほか、相国寺塔頭の養源院と長得院、建仁寺開山堂、六道珍皇寺、東福寺三門、東福寺即宗院、南禅寺天授庵、大徳寺本坊、大徳寺芳春院、真如寺、妙心寺玉鳳院、妙心寺霊雲院、妙心寺天球院、東寺五重塔、東寺灌頂院。料金は1カ所600円(東寺五重塔は800円)。








相国寺方丈




相国寺法堂


※通常は相国寺方丈・法堂内部の撮影は禁止

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