ほくほく線で「貨客混載」開始 北越急行・佐川急便

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北越急行と佐川急便は18日、ほくほく線で旅客列車に貨物を積み込んで輸送する「貨客混載」事業を開始した。六日町(新潟県南魚沼市)~うらがわら(同上越市)間の46.8キロで平日に1往復、乗客の少ない夜間の列車に運搬用台車(カーゴ)を積んで輸送する。

両社は、トラックのドライバー不足や地球温暖化対策、豪雪地帯での宅配物の安定輸送、ほくほく線の収益源の多様化など、互いにメリットがあるとみている。同事業は3月、国土交通省から改正物流総合効率化法に基づく計画に認定された。

同日昼、六日町駅のホームで報道機関向けに貨客混載列車の出発式を開いた。出席した国交省北陸信越運輸局の江角直樹局長は「旅客と貨物を1つの車両で同時に輸送する全国でも初めての取り組みだ。物流の一層の効率化を期待する」と述べた。

佐川急便の内田浩幸取締役は、物流業界について「労働問題や環境問題などの社会的課題をかかえている」と指摘。「輸送効率の向上や働き方改革につなげていきたい」とあいさつした。北越急行の渡邉正幸社長は「(乗客の安全に関する)様々な課題を検証しながらここまで来た」と述べ、鉄道輸送の安全・安定を第一にしながら同事業を進めていく考えを示した。

カーゴはホーム上や車内の安全に配慮し、持ち手を握らないと車輪が動かない仕組み。北越急行の車両に合わせた設計で、2両編成の列車に2つある車いすスペースの1つに固定する。佐川急便は六日町と上越の両営業所間の輸送にほくほく線を活用する。

同日夜から実際に貨物を入れたカーゴを使って輸送を始める。北越急行の磯部正昭取締役運輸部長は「通勤・通学時間以外の輸送力を有効活用する取り組みとして全国の鉄道会社に参考にしてもらえれば」と話していた。




あいさつをする北越急行の渡邉正幸社長










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