川口市の「デハ230形」、京急新本社ビルで保存へ

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川口市・青木町公園の「デハ230形デハ236号」(2016年8月撮影)

京浜急行電鉄は25日、埼玉県川口市の青木町公園総合運動場にある1929年製の同社「デハ230形デハ236号」車両について、横浜・みなとみらい地区に建設する京急グループ本社ビル(仮称)での保存・展示を目指すと発表した。

5月28日に京急ファインテック久里浜事業所で開催する「京急ファミリー鉄道フェスタ」の会場で、同社と川口市の関係者が出席して車両の引継式を実施する。当日は会場に実物車両を置かないが、特設ブースを設置して川口市へのメッセージを募集する。

同車両は29年に湘南電気鉄道デ1形として製造され、翌年に運行を開始した。当時最高の技術を取り入れて「現在の高速化のスタイルを確立した電車の草分け的存在」(同社)という。78年まで活躍し、引退後は川口市で静態保存されていたが、展示場所に屋根がなく、老朽化が目立っていた。

川口市が昨年、引き取り希望者を募り、京急へ38年ぶりに里帰りすることが決まった。今後は「この車両の活躍期を知る当社OBの知見を活かしながら」(同社)、横浜市金沢区の総合車両製作所の協力で復元を進める。

川口市立科学館は5月21日まで、同車両の関連資料を展示する特設コーナーを館内に設置。京急電鉄は5月28日までホームページなどでデハ230形の写真や思い出メッセージを募集する。

新本社ビルは今年7月に着工し、19年秋の稼働を目指す。1階には保存車両などを展示する企業ミュージアムを設ける予定だ。



運行当時のデハ230形デハ236号(1973年・田中利男氏撮影、京浜急行電鉄提供)


さよなら運転ヘッドマーク(1978年・同)

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