東大寺で「大湯屋」初公開 JR西日本の「歴史たび」

ジョルダン

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初めて一般公開される東大寺の大湯屋(鉄湯船)

JR西日本は7月1日から9月30日まで、世界遺産の東大寺(奈良市)で観光キャンペーン「ちょこっと関西歴史たび」を開催する。鎌倉時代の浴場「大湯屋(おおゆや)」の初公開といった特別企画を通じ、大仏で知られる東大寺の隠れた魅力を再発見してもらう狙いだ。

同社は3カ月ごとに1つの寺社や城を集中的に取り上げる歴史散策のキャンペーンを展開している。今回は鎌倉時代に東大寺を再興させた重源(ちょうげん)上人を主人公に、通常は見学の機会がほどんどない文化財の特別公開が実施される。

6月30日に東大寺の狹川普文別当やJR西日本の川井正執行役員大阪支社長、奈良市の津山恭之副市長らが出席して報道関係者向けの内覧会を開いた。

東大寺は治承4年(1180年)、平氏の焼き討ちで伽藍のほとんどが焼失した。大湯屋は重源上人が再建工事に携わる人々のために作ったとされ、内部には室内に蒸気を満たす際に使ったという鉄湯船がある。修復を終え、今回初めて一般向けに公開する。狹川別当は「東大寺は人々とともに歩んできた寺。800年前の人たちがいかに命を懸けて守り伝えてきたかを見てほしい」と話す。

7月中は大湯屋の見学のほか、毎年2回しか開扉しない俊乗堂で「重源上人坐像」(国宝)、「愛染明王坐像」(重要文化財)、「阿弥陀如来立像」(同)の拝観ができる。8月1日からは東大寺ミュージアムで大仏に関する物語を描いた「東大寺大仏縁起絵巻」(全3巻)を20日ごとに1巻ずつ公開する。

また、8月19日、27日、9月10日、30日には特別法話(要予約)を開催。本坊の広間で僧職から東大寺の歴史や建築についての話を聞くことができる。

JR西日本はキャンペーン期間中、京阪神エリアからの往復運賃と奈良ホテルでのランチをセットにした日帰りの「駅プラン」を販売。東大寺周辺エリアへの集客を図る。
(最終更新 2017/7/3 11:49)




大湯屋の外観



鉄湯船



俊乗堂


重源上人坐像



愛染明王坐像


阿弥陀如来立像



東大寺ミュージアム


東大寺大仏縁起絵巻の上巻の一場面(奈良国立博物館撮影)


奈良ホテルのランチをセットにした「駅プラン」も設定

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