京急、「デハ230形」の修復作業を本格化 新本社ビルで展示へ
2017/11/8 16:42 ジョルダン

一方、2台の台車については京急ファインテック久里浜事業所(横須賀市)で修復するため、パンタグラフや座席と一緒に総合車両製作所から搬出した。
同社の前身にあたる湘南電気鉄道デ1形として製造された同車両は引退後、79年4月から川口市の青木町公園総合運動場で展示されていた。老朽化が進んだため昨年、川口市が譲渡先を公募し、京急が引き取ることに決定。今年5月に陸路で輸送され、横浜へ38年ぶりに里帰りした。
修繕した車両は2019年秋に稼働する横浜・みなとみらい地区のグループ本社ビル1階で展示する予定だ。
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