JR東日本高崎支社、「鉄育」で地域活性化 「SLかるた」も開発

ジョルダン

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JR東日本高崎支社は17日、鉄道を通じて子供たちに地域の魅力を発見してもらう体験教育「鉄育」を始めると発表した。同支社が上越線と信越本線で運行する2台の蒸気機関車(SL)など、地域の鉄道への知識を深めてもらうことで郷土愛を育むきっかけにしたい考えだ。

来年度以降、SL客車を教室に見立てた「走れ教室」を開催する。SLについての知識が深められる「SLかるた」も開発。子供たちが鉄道を通じて、楽しみながら地域の歴史や自然の魅力を学べる施策を展開していく。JR東日本の百瀬孝執行役員高崎支社長は17日午後、高崎市内で開いた発表会で「少子高齢化に直面するなか、子供たちには将来、通勤・通学や観光に鉄道を利用してもらえるように育ってもらいたい」と狙いを説明した。

まずは今月25日に高崎~水上間を走る「SLレトロみなかみ」で、高崎市在住の小学生約40人が参加する「走れ教室」のモニターイベントを実施する。1車両を貸し切り、車内と終点の水上駅で、山岳ガイドや猟師ら「地域の先生」がレクチャーをする。NHK番組「ブラタモリ」にも出演した群馬地理学会の原澤直久さんは「利根川と河岸段丘」をテーマにした授業をする予定だ。

今後は、モニターイベントでの参加者の意見などを踏まえ、来年度以降の本格実施に向けて検討をする。小学校教育カリキュラムへの導入を目指すほか「大人向け、訪日外国人向けにも展開していきたい」(担当者)という。

一方、SLかるたは繰り返し遊ぶことで、SLが動く仕組みや歴史についての知識を身に付けられる。読み札の裏面には詳しい解説を書き、ひとりでも学習できるようにした。現時点で販売は未定。担当者は「群馬県民ならだれでも知っている『上毛かるた』を意識した」と話している。



高崎市内で開催した「鉄育」の発表会



上越線沿線について説明する群馬地理学会の原澤直久さん


「子供たちにはなぜ崖のへりに家が並んでいるのか疑問に思ってほしい」


「SLかるた」のサンプル

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