私有地のがれき撤去開始=住民「早く気持ち整理を」-糸魚川大火

時事通信社

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新潟県糸魚川市の大規模火災で、私有地の焼け跡に残るがれきの撤去作業が始まった。市が処理を代行して住民の費用負担を抑え、3月末の完了を目指す=6日午後、同市

 新潟県糸魚川市で昨年12月に起きた大規模火災で、市は6日午後、私有地の焼け跡に残るがれきの撤去作業を始めた。3月末までに全ての撤去を終える予定。

 市によると、火災の場合、私有地のがれき撤去費用は原則として所有者の自己負担だが、市は今回の火災を受け新たに条例を制定。市が処理を代行し、所有者の費用負担は最大で2割に抑えることを決め、これまでに所有者の約8割から同意を得た。今後、所有者の負担分がより少なくなるよう制度を整える方針。

 6日に記者会見した米田徹市長は「ようやく復旧の運びになったと感じている」と話した。この火災で新潟県は、自然災害を対象とした被災者生活再建支援法を適用し、被災者に最大400万円を支給する方針を決めている。

 市は被災地域を五つに分け、所有者の立ち会いの下で、がれきの撤去を始めた。既に仮置き場が整備されている金属から搬出する。全焼した自宅の撤去を見守った無職山岸竹治さん(90)は「早く気持ちの整理をしたいが、年も年だし、家をまた建てようという気にはならない」と複雑な思いを語った。 

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