北極海観測、砕氷船建造を提言=通年航行可能に-文科省検討会

時事通信社

 北極海で観測航海を行う新研究船の検討会(座長・山口一東京大教授)が12日、文部科学省で開かれ、2020年代前半までに一定程度の砕氷能力を持つ研究船を保有すべきだとした提言を大筋で取りまとめた。順調に行けば、2018年度に建造が始まる見込みで、北極海の海氷が分厚い海域を除けば、通年で航行が可能になる。

 現在、北極海観測を行っている海洋研究開発機構の研究船「みらい」(約8700トン)には砕氷能力がなく、主に夏の氷がない海域で観測航海を行ってきた。

 提言は、温暖化で北極域の研究観測の重要性が増す中、砕氷能力を持つ研究船による観測海域や期間の拡大が必要と指摘。60人程度の研究者が乗船可能で、ヘリコプターや無人探査機の運用能力を持つ砕氷船の開発を提言した。開発費用は300億円程度と試算した。 

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