覚せい剤密輸、差し戻しは無罪=シンガポール人男性-東京地裁

時事通信社

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無罪判決となった裁判を終え、記者会見する裁判員ら=17日午後、東京・霞が関の司法記者クラブ

 スーツケースに隠し入れた覚せい剤を密輸した罪で起訴され、一審の訴訟手続きに違法があったとして審理が差し戻されたシンガポール国籍の男性(68)の裁判員裁判判決で、東京地裁は17日、違法薬物の認識を否定し無罪(求刑懲役12年)を言い渡した。

 男性は無罪を主張していたが、2015年に東京地裁の別の裁判員裁判で懲役12年の判決を受けた。しかし東京高裁は「一審は有罪の根拠としたメールの趣旨を誤解した」として、審理のやり直しを命じた。差し戻し審でメールは証拠から排除され、新たに男性の精神鑑定が行われた。

 大野勝則裁判長は、男性が他にも多額の詐欺被害に遭っていたことなどから「疑いを持たずに運んだ可能性を否定できない」と指摘した。 

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