被災の阿蘇キャンパス学生卒業=熊本市で式-犠牲の姉に代わり出席も・東海大

時事通信社

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東海大の学位授与式で、卒業生らが見守る中、熊本地震で亡くなった同大農学部4年生だった脇志朋弥さんに代わり、特別学位記を受け取る妹の麻奈好さん(左)=19日午後、熊本市

 昨年4月の熊本地震で被災した東海大阿蘇キャンパス(熊本県南阿蘇村)の学生約250人が19日、熊本キャンパス(熊本市)で、卒業式に当たる学位授与式に臨んだ。阿蘇キャンパスに戻れないまま卒業した学生たちは「復興には時間がかかるが、つらい経験を人生の糧として、前を向いて歩いていく」と話し、将来への決意を新たにした。

 地震では、阿蘇キャンパスの学生3人がアパートの倒壊に巻き込まれ、亡くなった。

 式には犠牲者の一人で、農学部バイオサイエンス学科4年生だった脇志朋弥さん=当時(21)=の家族が出席。妹の麻奈好さん(16)が、山田清志学長から志朋弥さんの特別学位記を受け取った。志朋弥さんの同級生、成木翔太さん(22)が答辞を読み上げ、「仲間を失い、恐怖と悲しみを経験し一身に背負い、そして乗り越えてきた」などと学生最後の1年間を振り返った。

 農学部などがあった阿蘇キャンパスは地震で校舎が損壊。敷地内に地割れが発生するなどして閉鎖された。農学部の授業は昨年7月以降、熊本キャンパスで実施しており、南阿蘇村に下宿していた学生ら約800人は熊本市内などへ転居した。 

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