強制捜査「ようやく」=夜の幼稚園、係官捜索-解明に期待の声・森友問題

時事通信社

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学校法人「森友学園」が運営する塚本幼稚園に家宅捜索に入る大阪地検の係官=19日午後、大阪市淀川区

 国有地が格安で払い下げられた問題の表面化から約4カ月、学校法人「森友学園」をめぐる一連の疑惑についに捜査のメスが入った。大阪地検特捜部の係官は、静まり返った夜の幼稚園に入り、家宅捜索に着手。保護者らは「何が法に触れるのかしっかり捜査してほしい」と期待を込めた。

 家宅捜索が始まったのは空に明るさが残る19日午後7時20分ごろ。薄闇の中を段ボールなどを手に列を作った係官十数人が到着すると、集まった報道陣から一斉にフラッシュがたかれた。

 幼稚園は朝から通常通り業務をしており、園児の声が響いていた。捜索は園児らに配慮して、園児や職員が帰宅した後のタイミングで行われたとみられる。

 地検は午後9時ごろ、籠池泰典前理事長の自宅の捜索にも着手。10人弱の係官が殺到する報道陣をかき分けるように籠池氏宅に入った。捜索中には同氏の妻が窓から顔を出し「お父さんは詐欺なんかやっていません。安倍首相、これ以上いじめないで」と叫び、無実を訴える一幕もあった。

 塚本幼稚園に長男(4)を通わせている大星将臣さん(44)は捜索のニュースに「ちょっと遅かったが、ようやくという感じだ」と感想を漏らした。「(籠池氏が)罪を犯す意図があったのなら悪質だ。しっかりと全容解明してほしい」と期待した。

 国有地問題を最初に取り上げ、近畿財務局職員の背任容疑で刑事告発もしている木村真豊中市議は「問題の本質は国有財産のたたき売りと学校認可だ。補助金問題で終息させず、徹底して捜査すべきだ」と注文を付けた。 

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