連休初日、ボランティア続々=熊本地震の恩返し-炎天下2000人超・九州北部豪雨

時事通信社

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3連休に入り、九州北部豪雨のボランティア活動のため集まった大勢の人たち=15日午前、福岡県朝倉市

 3連休の初日となった15日、九州北部豪雨の被災地には全国各地から大勢のボランティアが集まった。気温が30度を超す炎天下、参加者はスコップやバケツを手に、土砂や家財道具の搬出を手伝った。

 各地の社会福祉協議会によると、福岡県朝倉市にはこの日、約1500人が訪れた。また同県東峰村で数百人、大分県日田市で約600人が参加した。

 東峰村の宝珠山地区では、土木専門学校の非常勤講師の男性(63)と男子学生5人が民家の床下に堆積した約20センチの土砂をシャベルを使ってかき出した。5年前の豪雨の際も友人宅でボランティア経験がある福岡県みやま市の河野翼さん(19)は「一日でも早く復旧して、地域の人の笑顔が見たい」と力を込めた。

 1995年の阪神大震災以来、災害のたびに週末を利用してボランティア活動に従事してきたという兵庫県尼崎市の会社員腰山峰子さん(57)は、自らも震災で自宅が半壊した経験を持つ。「もっと困っている人がいるのを放っておけない」との思いからボランティアを続けてきた。この日は甚大な被害を受けた朝倉市の杷木地区に入り、鉄工所の泥のかき出しに汗を流した。

 「熊本地震で被災したとき、大分からも支援してもらった」と話す熊本県阿蘇市の県立高校3年工藤岳瑠さん(18)。同級生と一緒に、日田市内の民家の庭で流木やなぎ倒された植木などを抱え撤去していた。作業服に軍手とマスク姿の工藤さんは「木が水を含んでいて重いけど、恩返しがしたい」と手を動かし続けた。 



豪雨で被災した民家から、流れ込んだ泥を運び出すボランティアの工藤岳瑠さん=15日午前、大分県日田市

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