犠牲者悼み、灯籠流し=日航機墜落12日で32年-群馬

時事通信社

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日航ジャンボ機墜落事故の犠牲者を追悼するため、降りしきる雨の中、灯籠流しが行われた=11日午後、群馬県上野村

 520人が死亡した日航ジャンボ機墜落事故から12日で32年になるのを前に、遺族らが11日夕、墜落現場の麓を流れる群馬県上野村の神流川で灯籠流しを行った。「大空で安らかに」。犠牲者を悼み、二度と事故が起きないよう安全を祈った。

 「逢いたいです」「見守っていてください」。大小300個の灯籠には、それぞれの思いがつづられた。ジャンボ機が墜落した午後6時56分の少し前から激しい雨になったが、遺族らは傘を差しながら列をつくり、一つ一つ川面に浮かべた。

 「悲しさを伝えていく」と灯籠に書いた栃木県大田原市の橋本毅さん(63)は、事故で兄夫婦とめいを亡くした。今もさまざまな事故のニュースを見るたび、遺体を確認した32年前の場面が脳裏をよぎる。「二度と悲惨な事故が繰り返されないよう、教訓を若い人たちに伝えていくのが大事だ」と話した。

 東京都杉並区の中学2年山本直輝さん(14)は、家族と初めて灯籠流しに参加した。生まれる前に亡くなった祖父幸男さん=当時(48)=との思い出はない。「当時生まれていたか、いなかったかは関係ない。飛行機事故がなくなってほしい」と力を込めた。 

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