コウノトリ全国の空に=放鳥12年、最後は秋田

時事通信社

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47都道府県で最後に飛来が確認されたコウノトリの雌=11日午前、秋田県仙北市(遠藤英之さん提供)

 国の特別天然記念物コウノトリが今月、秋田県仙北市に飛来したことが分かった。2005年に放鳥を始めて12年。これで全国47都道府県で飛来が確認された。野生復帰に取り組む兵庫県立コウノトリの郷公園(豊岡市)が12日、発表した。

 同公園によると、確認されたコウノトリは15年3月、千葉県野田市の飼育施設で生まれた雌で、同7月に放鳥された。今月11日午前8時半ごろ、秋田県仙北市の田園地帯で、秋田市の会社員遠藤英之さん(41)が撮影に成功した。

 コウノトリは戦後の乱獲などで減少し、国内では1971年に絶滅。同公園は人工飼育や野生復帰に向けた餌場の整備などを進めてきた。05年に兵庫県で放鳥後、福井県越前市や徳島県鳴門市でも巣立ちが確認され、野生の生息数は今年6月に100羽を達成。12日現在で121羽に上る。

 同公園の山岸哲園長は「私たちが掲げた『全国、そして世界へ』の合言葉が一つ実現し、新しいステージに入った」としている。 

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