ブランドヒノキ、待合室に=高知県四万十市

時事通信社

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四万十ヒノキを使った待合室=10月31日午後、高知県四万十市の中村駅

 高知県四万十市の土佐くろしお鉄道中村駅に、ブランドの「四万十ヒノキ」を使った待合室がある。1時間に1本程度しか列車のない駅だが、高校生がヒノキの机で自習するなど待ち時間を有効に使っている。

 中村駅は2009~10年にかけて改修を実施。地元の良さを発信しようと、待合室に四万十ヒノキの机や椅子を設置した。木の香り漂う待合室は、コンセントを設けたりWi-Fiを使えるようにしたりと、利便性を高めている。地元小学生の絵画や習字、地域住民が撮影した写真を飾ることもある。

 改札口を設けていないのも特徴だ。土佐くろしお鉄道の小松政文総務課長は、入場券がなくてもホームに入れるため、「列車のところまで行ってゆっくり見送りができる」とメリットを語る。1日の乗降客数は1000人弱と少ないため、車掌や運転手、駅係員が切符を回収すれば問題ないという。

 若者らに駅での良質な時間を提供することで、将来の乗客確保にもつなげたい意向だ。小松課長は「ここで勉強した、友達と待ち合わせしたという思い出の場になれば」と話している。 

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