犠牲者42人を追悼=信楽鉄道事故27年-滋賀

時事通信社

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信楽高原鉄道事故追悼法要で、犠牲者の冥福を祈る参列者=14日午前、滋賀県甲賀市

 滋賀県信楽町(現甲賀市)で1991年5月、信楽高原鉄道(SKR)とJR西日本の列車が正面衝突し、42人が死亡した事故から27年を迎えた14日、現場近くの慰霊碑前で追悼法要が行われた。遺族3人を含む80人が参列した。

 遺族らは黙とうや献花の後、慰霊碑横に設置された「安全の鐘」を鳴らし、犠牲者の冥福を祈った。昨年まで遺族を代表して慰霊の言葉を述べてきた兵庫県宝塚市の吉崎俊三さんが今月84歳で亡くなり、今年は遺族の言葉はなかった。

 吉崎さんらが設立した民間団体「鉄道安全推進会議」(TASK)の共同代表を引き継いだ明石歩道橋事故遺族の下村誠治さん(59)があいさつし、「吉崎さんの支えで裁判を続けることができ、感謝でいっぱいだ。鉄道会社は遺族の思いを受け止め、安全対策にまい進してほしい」と求めた。

 SKRの正木仙治郎社長は「二度と事故を起こさない取り組みが、吉崎さんら遺族に報いる唯一の道だ」とあいさつ。JR西日本の来島達夫社長は「新幹線で重大インシデントを発生させ、鉄道の安全に対する信頼を揺るがせた。事故の教訓を生かせず申し訳ない」と謝罪した。 

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