電力制御、送電へ基礎技術=窒化ガリウム半導体-名大・物材機構

時事通信社

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窒化ガリウム結晶の次世代半導体研究成果について記者会見する天野浩名古屋大教授(左)と小出康夫物質・材料研究機構理事=16日午後、東京都千代田区の学術総合センター

 窒化ガリウム結晶を使った青色発光ダイオード(LED)の開発で2014年にノーベル物理学賞を受賞した天野浩・名古屋大教授らが16日、東京都内で記者会見し、次世代半導体の研究成果を発表した。高性能で信頼性が高い窒化ガリウム結晶の半導体を作る基礎技術を確立できたという。

 16年度に始まった文部科学省の事業の一環で、電気自動車などの高電圧・大電流の制御機器、次世代マイクロLEDディスプレー、レーザーや電波による送電システムの実現を目指している。

 天野教授は電力制御機器について、「既に使われているシリコンのパワー半導体デバイスにコストで競争するのは厳しいが、(消費電力削減などの)パフォーマンス、長寿命、小型化という付加価値を付ければ十分勝てる」と説明した。名大の加地徹特任教授は「道半ばだが、25年までに実用化したい」と述べた。 

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