廃止・整備、繰り返し要求=調査報告書で運輸安全委-第4種踏切

時事通信社

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JR九州日南線の鉄工所踏切。2017年1月に宮崎県日南市の前市長が列車にはねられ死亡する事故があった=3日、日南市

 運輸安全委員会はこれまで公表した「第4種踏切」における死亡事故の調査報告書で、「廃止または踏切保安設備の整備を行うべきだ」と繰り返し求めてきた。ただ、地元との協議がまとまらず、存続するケースも少なくない。

 報告書などによると、2017年1月8日、JR九州日南線の「鉄工所」(宮崎県日南市)で、歩行中だった前日南市長の谷口義幸さん=当時(73)=が列車にはねられ死亡した。この事故を調査した運輸安全委は「廃止または踏切保安設備を設置するための協議を自治体、地域住民、鉄道事業者等で協力して継続的に行い、安全性を向上することが望まれる」と求めていた。

 JR九州によると、事故後に通行を歩行者のみに制限した。日南市にも廃止への協力を要請しているが、現在も存続している。

 JR西日本山陽線の「中田第1」(山口市)は複線で、鉄道交通量も多い場所。ここで16年10月8日、軽トラックが列車と衝突し、配達業務中だった男性=同(36)=が死亡した。運輸安全委は「列車の踏切通過時速が95キロという高い速度」と指摘した上で、廃止や遮断機などが設置された第1種踏切への格上げなどを関係者で協議するよう促していた。

 JR西は「道路管理者や利用される住民との調整が必要」と説明。現時点でも解消の見通しは立っていない。 

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