相撲発祥ゆかりの地で子ども相撲=奈良県葛城市〔地域〕

時事通信社

 相撲発祥ゆかりの地である奈良県葛城市で、小学生が力比べをする「ワンパク相撲大会」が開かれた。会場は市の相撲資料館「けはや座」。男女39人が優勝を争い、高学年の部では柔道を習っている瀬川賢豪君(11)が5連覇を果たした。

 同市は、日本で初めて相撲を取り、野見宿禰(のみのすくね)に敗れた当麻蹴速(たいまのけはや)の出身地とされている。資料館は「勝った方の宿禰は全国の神社で祭られているのに、蹴速は地元でひっそり祭られているのが悲しい」という地域住民の思いから建てられた。

 大会は、低学年、中学年、高学年の部でそれぞれ優勝を争う。低学年の部では、怖くなって泣きだしてしまい、途中棄権する子が出るアクシデントも。高学年の部には体が大きく、相撲大会の常連もおり、大人顔負けの見事な押し出しを決める場面も見られる。県相撲連盟のアマチュア力士とのぶつかり稽古も行われ、子どもたちは自分よりはるかに大きな力士に体当たりした。

 瀬川君は「まわしをしっかり持って脇を締め、腰を少し前に倒せていた。6年生最後の相撲大会なので、(優勝できて)うれしいです」と喜びを語った。 

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