団地・マンションの深刻な配管老朽化問題を解決壁を壊さず“建物内部”を再生する特許技術を展示

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「団地・マンションリノベーション総合展」「ビルメンヒューマンフェア&クリーンEXPO 2025」に出展(11/19~21@東京ビッグサイト)

給排水管再生事業を専門に行う株式会社P・C・Gテクニカ(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:藤井 要)は、2025年11月19日(水)~21日(金)、東京ビッグサイトで開催される「団地・マンションリノベーション総合展」および「ビルメンヒューマンフェア&クリーンEXPO 2025」に出展し、建物の配管を壊さず再生する特許技術『FRPライニング工法』を紹介します。
従来、建物内の配管が老朽化した場合、壁や床を解体する大規模な更新工事が必要でした。しかし当工法は、配管の一部分から特殊な樹脂を流し入れ固めることによって、壁を壊さず施工が可能です。これにより、工期短縮やコスト削減、騒音や粉塵の大幅削減を実現し、居住者への負担も最小限に抑えられるだけでなく、環境保全にもつながります。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/151953/8/151953-8-4f7e766f7961c750fe15db36469aec99-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]▲腐食した建物内の配管   [画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/151953/8/151953-8-07f11113215e53a700c2c799ed34a4c0-1280x960.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]▲断裂した建物内の配管

■築40年以上マンションが急増する現代、老朽化と高齢化の二重課題も

日本では、高度経済成長期に建設された住宅ストックが老朽化の臨界点を迎えつつあります。国土交通省の調査によれば、2021年末時点で全国の分譲マンションのうち約 136.9万戸 が築40年以上の高経年物件で、10年後にはその数が約2倍、20年後には約3.4倍(約463.8万戸) に増加すると予測されています。
こうしたマンションでは、世帯主が70歳以上の住戸の割合が半数を超えるなど、高齢化も同時に進行しており、「建物の老朽化」と「居住者の高齢化」という二重の社会課題を抱えています。これにより、管理維持・修繕計画の実行、管理組合運営や修繕積立金の確保などが困難になるケースが増加しています。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/151953/8/151953-8-ae60a9506cb3a82018090e300957a5fe-658x290.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]【参考資料】 国土交通省:https://www.manshon.jp/manshon-l-life/20241025/pdf/20241025_0.pdf?utm_source=chatgpt.com

■配管寿命は建物寿命の半分、気付かぬうちに劣化が先行

 特に深刻なのは、高経年建物内の配管の劣化です。一般的に建物の寿命は約40年とされますが、給排水管の寿命はその半分の20年程度と短く、配管の劣化は建物本体よりも早く進行します。しかし、配管は外観からは劣化が分かりづらく、住民の目に触れにくいため、劣化に気づいたときにはすでに漏水や詰まりなど、トラブルが表面化しているケースが多いのが実情です。
 配管の交換には壁や床の解体を伴うため、騒音・粉塵・高コスト・長工期などの課題があり、修繕を先送りするケースも少なくありません。こうした課題を解決するのが、当社が開発した『FRPライニング工法』です。

■建物を壊さず延命、住みながら施工できる『FRPライニング工法』とは?

 本工法は、既存配管の内側に特殊クロスと樹脂を用いて新たなパイプを内部形成する特許技術です。
壁を壊さず施工できるため、居住者の退去が不要で工期短縮・コスト抑制・廃材削減が可能で、公共施設・団地・病院など幅広く採用されています。
『FRPライニング工法』の6つの特徴
1. 既存配管内に新パイプを形成し、壁を壊さず施工できる6つの特許工法
2. 廃材削減・工期短縮・コスト抑制を同時に実現し、居住者負担を最小限に抑えることが可能
3. 中間階への入室不要で、施工は最上階と最下階のみ、断水時間も短い
4. 穴あきやひび割れ配管を再生し、建物自体の構造強度と耐震性を向上させるため防災にも寄与
5. 公共下水道にも応用可能で、官民問わず採用される信頼性の高い技術
6. 2012年には愛知環境賞・名古屋市長賞を受賞
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/151953/8/151953-8-17487f491e8e93cc034543fc67c415e3-681x241.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]▲FRPライニング工法の工事手順  [画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/151953/8/151953-8-3307d479549518114fad82772cb3ea68-2048x1365.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ] ▲実際の工事現場(一部分の配管から樹脂を流し入れる)

■見どころは、劣化配管例と工事風景動画!サンプル管や機材紹介も

 展示会ブースでは、実際に再生工事を行った配管のサンプルをご用意しています。また、実際の施工現場の臨場感を伝えるデモンストレーション動画や、使用する機材の紹介を通して、工法への理解を深めていただけます。当社社員がブース内に常駐しているので、工法や工事内容についてのご質問だけでなく、ビルやマンションの状況に合わせたご相談、さらには具体的な施工事例(築年数、規模、費用感、作業日数など)についても詳しくご案内いたします。この機会に、当社の画期的な技術がどのように社会のインフラ老朽化問題、特に夏季に顕在化する排水管の課題を解決するのか、ぜひ当社ブースで直接ご確認ください。    
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/151953/8/151953-8-d8a661b7b5aa07120d51f336543d35b9-765x573.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]▲展示中のサンプル管    [画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/151953/8/151953-8-0d580a4c4ea990e493f37f49c933aeac-736x552.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]▲デモンストレーション動画公開中 

■代表取締役 藤井 要(ふじい かなめ)コメント

 「老朽化マンションや団地の課題は、建物の表面ではなく“中身”にあります。特に配管は目に見えない部分だからこそ、気づいたときには深刻な劣化が進んでいるケースも多い。当社のFRPライニング工法は、そうした見えない老朽化に対し、壊さず、住みながら再生できる技術です。今後の団地再生やストック住宅活用の現場で、ぜひ知っていただきたいと思います。当日はブースで私自身も直接ご説明させていただきますので、配管のお悩みや修繕に関するご相談など、お気軽にお声がけください。」


[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/151953/8/151953-8-544433a9221a342ce751074b99d34a18-2048x1365.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]▲2代目代表の藤井

<開催概要>

展示会名:団地・マンションリノベーション総合展/ビルメンヒューマンフェア&クリーンEXPO 2025
日時:2025年11月19日(水)~21日(金)
会場:東京ビッグサイト 東展示棟
展示内容:FRPライニング工法の施工サンプル、環境負荷削減効果の紹介、団地・病院での事例解説
公式HP:https://www.jma.or.jp/homeshow/tokyo/  
https://www.jma.or.jp/BMCL/
※記載されている内容は発表時点のものです。最新の情報とは内容が異なっている場合がありますのでご了承願います。

<株式会社P・C・Gテクニカについて>

1964年設立。PCGは、Pipe Clean Guarantee の略であり、配管をきれいにする会社として、給排水管の更生工事を主軸にしております。SDGsの考えに賛同しており、持続可能な社会の実現を目指しSDGsの活動を支援しております。

【会社概要】

名称:株式会社 P・C・Gテクニカ
代表取締役社長 :藤井 要
本社所在地:愛知県名古屋市天白区原1丁目1204番地 P・C・Gビル
TEL :052-804-0081
創業:1964年(昭和39)3月24日
資本金:9,800万円(グループ連結1億4,800万円)
事業内容:特許工法を用いたマンションやビルの給排水管更生工事全般
特許番号:保有特許:配管内壁のライニング方法(特許第6039855号)、配管ライニング装置および方法(特許第5236119号)、遠心式配管ライニング方法(特許第5145478号)など、配管ライニング
関連で計6件取得

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記事提供元:タビリス