ドル上昇、NY連銀総裁発言受け 円111円台半ば=NY市場

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6月19日、終盤のニューヨーク外為市場では、ニューヨーク連銀のダドリー総裁が賃金の上昇により国内のインフレ率が高まるとの見方を示したことを受け、ドルが上昇した。写真はドル紙幣、1日撮影(2017年 ロイター/Thomas White/Illustration)

[ニューヨーク 19日 ロイター] - 19日終盤のニューヨーク外為市場では、ニューヨーク連銀のダドリー総裁が賃金の上昇により国内のインフレ率が高まるとの見方を示したことを受け、ドルが上昇した。

円はドルとユーロに対して約2週間ぶりの低水準に下落した。日銀が16日の金融政策決定会合で金融緩和の解除に着手する可能性に踏み込んで言及しなかったことを受け、円が売られた。

終盤のドル/円<JPY=>は0.5%高の111.43円。ユーロ/ドル<EUR=>は0.4%安の1.1147ユーロ。ユーロ/円<EURJPY=>は0.1%高の124.25円で推移している。

主要6通貨に対するドル指数<.DXY>は0.4%高の97.537となった。

ダドリー総裁はニューヨーク州プラッツバーグで開かれた企業関係者の会合で「インフレ率は望ましい水準を若干下回っているものの、労働市場の引き締まりが続き賃金も少しずつ持ち直すことで、2%の目標に緩やかに回帰するだろう」と述べた。

ダドリー総裁の発言は、低水準で推移しているインフレにより米連邦準備理事会(FRB)は年内は追加利上げに踏み切ることができなくなるとの見方を打ち消す格好となった。

ウェルズ・ファーゴ・セキュリティーズの通貨ストラテジスト、エリック・ビロリア氏は「最近のインフレ指標の低下についてFRBは過度には懸念していないようだ。彼らは金融政策の正常化に万全を期すと表明している」と話した。

FRBは先週の連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を予想通り25ベーシスポイント(bp)引き上げたうえ、年内にもう1回の追加利上げを実施する見通しを示した。また4兆5000億ドル規模のバランスシートを縮小するため、債券の再投資を減額する計画についても説明した。

CMEグループのフェドウオッチによると、市場はFRBが12月のFOMCで利上げに踏み切る確率を47%と織り込み、確率は前週末の41%から上昇した。

米商品先物取引委員会(CFTC)が先週発表したIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組では、ユーロのロングが過去6年強で最高の水準となった。

フランス国民議会の決選投票でマクロン大統領の新党「共和国前進」が単独で過半数議席を確保したことも、ユーロを押し上げる要因となった。

一方、ポンド/ドル<GBP=D3>は0.4%安の1.2732ドルとなった。英国の欧州連合(EU)離脱を巡る交渉が開始したことに伴い、ポンドが売られた。

ドル/円 NY終値 111.51/111.54

始値 110.96

高値 111.60

安値 110.92

ユーロ/ドル NY終値 1.1148/1.1149

始値 1.1205

高値 1.1213

安値 1.1144

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