米国株式市場は最高値更新、企業決算や経済指標好感

ロイター

[12日 ロイター] - 米国株式市場は連日の最高値更新。第4・四半期の銀行決算が好調だったことや底堅い小売売上高などが買い材料となった。

JPモルガン・チェース<JPM.N>は1.7%高。第4・四半期決算は調整後の1株利益が市場予想を上回った。米税制改革法成立に絡む一時的費用として24億ドルを計上したものの、同改革で実現する法人税減税は将来の収益押し上げにつながるとの見通しを示した。

ヒンズデール・アソシエイツ(イリノイ州)の投資ディレクター、ウィリアム・リンチ氏は「大手行の決算が収益面で予想を超えたことで、他の企業決算への期待が広がった」と述べた。

税制改革法が成立するなか、企業が受ける減税効果を多くのアナリストが業績予想に完全に織り込んでいない可能性があり、投資家の間で、企業の2018年見通しが市場予想を上回るのではないかとの期待が広がっているという。

ウエドブッシュ証券(サンフランシスコ)のスティーブン・マソカ氏は「経済はまずまずの状態で推移しており、インフレ高進は概ねみられず、賃金上昇も問題ではない。したがって足元悪材料は見当たらない」と話した。

S&P500企業の四半期利益は平均で12.1%の伸びが予想されている。このうち金融セクターの伸びは13.2%が見込まれている。

資産運用のブラックロック<BLK.N>が3.3%高。四半期利益が予想を上回ったことなどが好感された。

銀行のウェルズ・ファーゴ<WFC.N>は0.7%安。四半期利益は予想を上回ったものの、顧客に無断で口座を開設していた問題などを巡る訴訟関連費用として32億5000万ドルを計上したことなどが材料となった。

オンライン小売のアマゾン・ドットコム<AMZN.O>は初の1300ドル超えを記録した。終値は2.2%高の1305.20ドル。

ニューヨーク証券取引所では、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.17対1の比率で上回った。ナスダックでは1.54対1で値上がり銘柄数が多かった。 S&P総合500種構成銘柄をみると、164銘柄が52週高値を更新し、12銘柄が安値を更新。ナスダック総合構成銘柄では222銘柄が新高値を更新し、14銘柄が新安値を付けた。 米取引所の合算出来高は68億8000万株。直近20営業日の平均は63億9000万株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 25803.19 +228.46 +0.89 25638.39 25810.43 25633.08 <.DJI>

前営業日終値 25574.73

ナスダック総合 7261.06 +49.29 +0.68 7208.17 7265.26 7205.18 <.IXIC>

前営業日終値 7211.78

S&P総合500種 2786.24 +18.68 +0.67 2770.18 2787.85 2769.64 <.SPX>

前営業日終値 2767.56

ダウ輸送株20種 11373.38 +89.06 +0.79 <.DJT>

ダウ公共株15種 683.91 -6.66 -0.96 <.DJU>

フィラデルフィア半導体 1322.10 +7.76 +0.59 <.SOX>

VIX指数 10.16 +0.28 +2.83 <.VIX>

S&P一般消費財 836.20 +10.59 +1.28 <.SPLRCD>

S&P素材 397.22 +0.75 +0.19 <.SPLRCM>

S&P工業 676.88 +5.82 +0.87 <.SPLRCI>

S&P主要消費財 584.75 -0.11 -0.02 <.SPLRCS>

S&P金融 485.49 +4.52 +0.94 <.SPSY>

S&P不動産 193.02 -1.41 -0.73 <.SPLRCREC>

S&Pエネルギー 572.02 +5.46 +0.96 <.SPNY>

S&Pヘルスケア 1004.45 +7.51 +0.75 <.SPXHC>

S&P電気通信サービス 160.48 +0.51 +0.32 <.SPLRCL>

S&P情報技術 1162.94 +7.00 +0.61 <.SPLRCT>

S&P公益事業 255.25 -1.42 -0.55 <.SPLRCU>

NYSE出来高 8.75億株 <.AD.N>

シカゴ日経先物3月限 ドル建て 23855 + 215 大阪比 <0#NK:>

シカゴ日経先物3月限 円建て 23820 + 180 大阪比 <0#NIY:>

(ロイターデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります)

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