19年の世界原油需要は安定的に増加へ、貿易摩擦がリスク=IEA

ロイター

[ロンドン 13日 ロイター] - 国際エネルギー機関(IEA)は13日、世界の原油需要について、堅調な世界経済や安定的な価格を背景に2019年も安定的に増加するとの見通しを示した。その上で、貿易摩擦が引き続き最大のリスクだと指摘した。

19年の原油需要は日量140万バレル増加し、第2・四半期までに同1億バレルを上回る見込み。18年の原油需要見通しは同程度の伸びが見込まれており、5月の前回リポートから変わらず。

IEAは月次リポートで「堅調な経済状況と価格が一段と安定化するとの想定が主な要因だ。一方、リスクには価格上昇の可能性や貿易摩擦が含まれる。一部の政府は消費者への物価圧力の緩和に向けた措置を検討している」と指摘。

「今後数カ月間にわれわれは経済シナリオを下方修正する可能性がある。世界経済は原油価格の上昇による痛みを幾分感じている」とした。

原油価格は、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど産油国が2017年1月に協調減産を開始して以降、約30%上昇し、1バレル=約77ドルと2014年終盤以来の高値近辺を付けている。

OPECは今月の会合で、ベネズエラの生産減少や米国による新たな対イラン制裁の可能性を受け、供給に関する政策を議論する予定で、供給不足を補うため、増産を検討する可能性がある。

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