ドルおおむね堅調、年内あと2回の利上げ想定で=NY市場

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6月13日、終盤のニューヨーク外為市場で、ドルはおおむね底堅く推移した。2016年1月撮影(2018年 ロイター/Jason Lee)

[ニューヨーク 13日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場は、米連邦準備理事会(FRB)当局者らが、堅調な景気見通しに基づき年内にあと2回の利上げを見込んだことを受け、ドルはおおむね底堅く推移した。

欧州中央銀行(ECB)理事会を14日に控え利益確定売りが出て、FRBのタカ派的姿勢に伴うドル高の勢いは弱まった。債券買い入れプログラムの終了時期について、議論される可能性がある。

FRBは連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を25ベーシスポイント(bp)引き上げ、1.75─2.00%とすることを決定した。

今回のFOMC声明で、景気刺激に向け金利を十分に低い水準にとどめると確約する文言を削除。少なくとも2020年までインフレ率が目標を上回ることを容認する姿勢も示した。

HSBC証券USAの米外為戦略部門責任者は「あと2回の利上げが実施されるとの観測でドルが押し上げられる公算が大きい」と話した。

終盤の取引で、ドルは対円<JPY=>でほぼ横ばいの110.50円。FOMC声明公表直後、3週間ぶりの高値となる110.84円を付ける場面があった。

ドルは対ユーロ<EUR=>で0.44%安の1.1795ドル。

ECB理事会を前に、一部トレーダーは年内の債券買い入れを縮小する意図に関して手掛かりが得られる可能性を見込む。一方でイタリアのぜい弱な政治状況や、最近のユーロ圏指標が失望を招いたことを踏まえ、当局者らが刺激策変更の示唆を控えるとの見方も出ている。

ドルは対英ポンド<GBP=D3>で1.3381ドル、スイスフラン<CHF=>やカナダドル<CAD=D4>に対しやや上昇した。

米利上げ観測を背景に、一部新興国通貨は対ドルで弱含んだ。トルコリラ<TRY=>が1%強下落して1ドル=4.6485リラ。南アフリカランド<ZAR=>は0.1%近く上昇して同13.3192ランド。

ドル/円 NY終値 110.32/110.36

始値 110.53

高値 110.84

安値 110.27

ユーロ/ドル NY終値 1.1789/1.1793

始値 1.1762

高値 1.1801

安値 1.1727

(表はロイターデータに基づいています)

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