欧州委、ギリシャの財政規律順守を点検する仕組み決定

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7月11日、欧州連合(EU)の欧州委員会は、ギリシャが8月に金融支援から脱却した後も、同国が約束通り財政規律を守っているかを定期的に点検するための仕組みを決定した。写真は記者会見を行う欧州委員会のモスコビシ委員。アテネで3日撮影(2018年 ロイター/ALKIS KONSTANTINIDIS)

[ブリュッセル 11日 ロイター] - 欧州連合(EU)の欧州委員会は11日、ギリシャが8月に金融支援から脱却した後も、同国が約束通り財政規律を守っているかを定期的に点検するための仕組みを決定した。

ユーロ圏財務相は6月、ギリシャへの金融支援を8月に終了させる枠組みで合意。ギリシャの債務返済負担を軽減するほか、同国が約束した改革を進めているかを厳しく監視する仕組みを作ることを決定した。

ポルトガルやアイルランドなど、過去に金融支援から脱却した国に対してもEUは「監視」制度を設けていたが、今回ギリシャに対して「強化された監視」という仕組みを適用。EU担当者が3カ月ごとにギリシャを訪問するなど、過去の枠組みよりも厳しい内容とした。

こうした監視体制によりユーロ圏がギリシャ経済に過度に介入することになるとの批判があがっていることを踏まえ、欧州委員会のモスコビシ委員(経済・財務・税制担当)は「強化された監視は、第4の金融支援ではない」と述べ、ギリシャの改革達成を後押しする枠組みだ、と説明した。

ユーロ圏財務相は、ギリシャが債権団と合意した経済改革を計画通り実行した場合、2022年まで半年ごとに6億ユーロを支払うことでも6月に合意している。資金は、ユーロ圏の各国中銀が保有し、今後4年で段階的に償還を迎えるギリシャ国債の利益で賄う。

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