米FRBの想定利上げペース、速過ぎる公算=セントルイス連銀総裁

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米セントルイス地区連銀のブラード総裁は、米経済には足元で弱含みの兆候が出ているとし、FRBが見込む利上げペースは速すぎる可能性があるとの認識を示した。写真は昨年5月撮影。(2017年 ロイター/Edgar Su)

[セントルイス 19日 ロイター] - 米セントルイス地区連銀のブラード総裁は19日、最近軟調な兆候を示す経済にとっては、米連邦準備理事会(FRB)が想定する利上げペースは速過ぎる可能性があるとの認識を示した。総裁は今年の米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持っていない。

総裁は、最近の政治動向を踏まえ、自身の経済見通しに変わりはないものの、同時にインフレ率は弱まっているほか長期国債利回りは低下しており、そうした状況は利上げを継続すべきというFRBの信条に反するようにおもえると指摘。

その上で「インフレ指標は弱く、低下しており、FRBが目指すインフレ目標からは低過ぎる。インフレ指標は誤った方向に進んでおり、快適さという点でやや行き過ぎている」と述べた。

FRBは来月のFOMCで追加利上げを行うとみられているが、総裁は、そうした動きに反対はしないものの、インフレの戻りが明確となるまでは、いかなる利上げも「過度に積極的」な対応になりかねないと感じているとした。

トランプ政権を巡る混乱による経済への目立った影響は確認されていないとしつつも、市場は今後も政治的な変動の継続に備えるべきとの見解を示した。

総裁は、政府・議会での主要政策課題のこう着はほぼ当たり前となっているため、さまざまなイベントによって主要政策の決定が引き続き妨げられたとしても、現在の見通しが変更することはないとした。

「トランプ選挙運動は異例で、型破りな大統領が誕生することは想定されていた。政策に関しても、通常より不安定な展開となるだろう」としつつも、少なくとも2017年については、こうした状況が見通しに影響を及ぼすことは想定していないと語った。

*内容を追加して再送します。

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