英失業率、5─7月は4.3%に低下 賃金の伸びは予想に届かず

ロイター

[ロンドン 13日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)が発表した統計によると、5─7月の失業率(ILO方式)は4.3%で、4─6月の4.4%から予想外に低下、1975年以来の水準となった。ただ賃金の伸び率は予想を下回った。

統計を受けて、イングランド銀行(英中銀)の当局者の間で、利上げ時期を巡る意見の対立が深まりそうだ。また、公的セクターの給与の上限をさらに緩和するよう、メイ政権への圧力が強まる可能性がある。

就業者数は過去最高の3213万6000人で、18万1000人増。2015年終盤以来の大幅な増加となった。欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)が決まった国民投票以降、今年は英経済の不振を示す兆候が出ているが、雇用創出は急ピッチで進んでいることが分かった。

5─7月の賃金は前年同期比2.1%増。ここ数カ月とほぼ同水準の伸びにとどまった。ロイター調査では2.3%増が予想されていた。

ボーナスを除いた賃金は2.1%増加。予想は2.2%増だった。

フィデリティ・インターナショナルのファンドマネジャー、エド・モンク氏は、賃金の伸びが鈍いことを受けて、イングランド銀行は今週の政策会合でインフレ上昇を精査する可能性がより高くなったと指摘。その上で「物価は目標を超えて上昇しているが、今日の賃金のデータはすべての経済データが改善したわけではないことを示している」と述べた。

*内容を追加しました。

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