グーグルとFBからの税収、EUの逸失額は最大54億ユーロ=議員

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9月13日、欧州連合(EU)の法人税改革を担当する欧州議会議員の報告書によると、EU加盟国は2013─15年の間に米グーグルと米フェイスブックから総額で最大54億ユーロの税収を逸失した可能性がある。写真はカリフォルニア州アーバインで8月撮影(2017年 ロイター/Mike Blake)

[ブリュッセル 13日 ロイター] - 欧州連合(EU)の法人税改革を担当する欧州議会議員の報告書によると、EU加盟国は2013─15年の間に米グーグルと米フェイスブック<FB.O>から総額で最大54億ユーロの税収を逸失した可能性がある。ロイターが入手したこの報告書は、欧州議会のポール・タン議員(欧州社会党)がまとめたもので、14日に公表予定。

EU財務相はエストニアの首都タリンで15─16日に会合を開き、欧州への納税が少な過ぎるとの指摘がある多国籍デジタル企業に対する課税強化について協議する見通し。

報告書は、多国籍デジタル企業は「アイルランドやルクセンブルクなど税率の低い加盟国にすべての収入を送金することでEU域内における税負担を最小化している」と指摘。

特にフェイスブックと現在アルファベット<GOOGL.O>傘下のグーグルを取り上げ、2社がEUでの売上高の大半をアイルランドで計上することで、EU域外で適用される税率よりもはるかに低い税率の適用を受けているとした。

報告書によると、グーグルがEU域外で納める税は売上高の最大9%に相当するが、EU域内では0.82%程度。フェイスブックがEU域外で納める税は売上高の28─34%だが、EU域内では0.03─0.10%で「著しく低い」という。

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