ネット「兵器化」の恐れ、ソーシャル規制をWWW設計者が訴え

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3月12日、強大なソーシャルメディアなどを規制しなければ、インターネットが「大規模な兵器化」する恐れがある──。ワールド・ワイド・ウェブ(WWW)の設計者ティム・バーナーズ・リー氏(写真)が警告。2014年ロンドンで撮影(2018年 ロイター/Stefan Wermuth)

[フランクフルト 12日 ロイター] - 強大なソーシャルメディアなどを規制しなければ、インターネットが「大規模な兵器化」する恐れがある──。ワールド・ワイド・ウェブ(WWW)の設計者である英国の科学者、ティム・バーナーズ・リー氏が12日、WWW誕生29周年の公開書簡でこう警鐘を鳴らした。

バーナーズ・リー氏は、ネットの世界で一握りの巨大企業に力が集中し、「新たな門番」として思想や意見の拡散を牛耳るようになっていると指摘。

「近年、ソーシャルメディアのプラットフォーム上で陰謀論がトレンドの話題に上ってきたり、ツイッター<TWTR.N>やフェイスブック<FB.O>の偽アカウントが社会的な緊張を煽ったり、外部者による選挙への介入や犯罪者による個人データの窃盗が見られるようになった」と懸念を示した。

その上で、営利企業が自主的に取り組むだけで問題に十分対処できるとは思えないとし、「社会問題を把握する法的、あるいは規制上の枠組みがあれば、これらの問題を緩和できるかもしれない」との考えを示した。

また、大手インターネット・プラットフォームがユーザーのデータを用いてターゲティング広告を行っていることにも懸念を示し、企業と市民の利益の釣り合いをとるための取り組みの必要性も訴えた。

バーナーズ・リー氏は現在、米マサチューセッツ工科大学(MIT)の教授。

*写真キャプションを修正しました。

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