家事分担はせめて3:7に 家事シェアが進めば夫婦仲も円満! 夫たちよ、もう少しだけ努力しよう

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やれ「“名もなき家事”は妻が一手に引き受けている」とか、やれ「夫の家事参加は上から目線だ」とか言う女性たちの何と多いことよ。
でも、調査結果はそれを裏付けている。妻と夫の家事に関する調査結果が次々と公表されているが、どうやら家事を妻と夫で半分前後ずつ分担している「家事シェア夫婦」では互いの満足度が高いようなのだ。【今週の住活トピック】
「夫婦における家事のシェアをテーマに実施したアンケート調査」を公表/大和ハウス工業家事のシェア率が低いと、夫はいてもいなくてもいい存在になってしまう!?

大和ハウス工業の調査で興味深い点は、妻と夫が家事をシェアしているかどうかに分類して、調査結果を分析していることだ。

まず、30代~40代の既婚者男女9700人に調査したところ、妻が7割以上の家事を負担している家庭が80%を超えていた。ただし、妻の家事負担が7割以上という回答は、妻側で91.3%、夫側で76.1%となり、ズレが生じている。

家事シェアの現状を妻と夫に聞くと、平均で「妻8割:夫2割」だが、こちらも妻と夫でズレがある。妻側は「妻8.6:夫1.4」だが、夫側は「妻7.5:夫2.5」という認識だ。一方で、理想の家事シェアを聞くと、妻側の理想は「妻7.0:夫3.0」、夫側の理想は「妻6.7:夫3.3」と、意外に妻と夫で差が小さい。半分とまではいかなくても、せめて夫が3割を超えるまで頑張れば、理想に近づくのだ。頑張れそうな目標値ではないか。

平均家事比率「現在」と「理想」(出典/大和ハウス工業「夫婦における家事のシェアをテーマに実施したアンケート調査」より転載)

平均家事比率「現在」と「理想」(出典/大和ハウス工業「夫婦における家事のシェアをテーマに実施したアンケート調査」より転載)

次に、家事をシェアしている「家事シェア夫婦」(200人)と「非家事シェア夫婦」(200人)を抽出して、アンケートを実施した。この調査で「家事シェア夫婦」とは、家事負担の比率がほぼ半分程度、具体的には、妻6~4割:夫4~6割としている。この比率以外が、「非家事シェア夫婦」だ。

「あなたにとって配偶者はどんな存在か?」と、「家事シェア夫婦」の夫と妻 、「非家事シェア夫婦」の夫と妻の計4タイプに聞 いたところ、 「家事シェア夫婦」の妻は、配偶者は家族や自分を支えてくれる存在、家族や自分を楽しませてくれる存在など、配偶者への評価が他の3タイプより最も高かった。 一方で、「非家事シェア夫婦」の妻が他のタイプと比べて最も高くなったのは 、配偶者は子どものためだけにいる存在、いてもいなくてもいい存在というものだった。

では、いてもいなくてもいい存在にならないようにするには、どうしたらよいのだろう?

あなたにとって配偶者はどのような存在ですか(出典/大和ハウス工業「夫婦における家事のシェアをテーマに実施したアンケート調査」より転載)

あなたにとって配偶者はどのような存在ですか(出典/大和ハウス工業「夫婦における家事のシェアをテーマに実施したアンケート調査」より転載)

妻がやりたい家事は夫もやりたい? どうする、このバッティング

ライオンが実施した「夫婦の家事に関する調査」では、夫がしたい家事と妻が自分でやりたい家事がバッティングしているという結果になった。具体的に見ると、次のようになった。

〇(妻が)夫にしてほしい家事ランキング
  1位:ゴミ捨て(69.6%) 2位:風呂掃除(64.8%) 3位:食器洗い(40.8%)
〇妻が自分でやりたい家事ランキング
  1位:日用品などの買い出し(46.0%) 2位:洗濯(41.2%) 3位:料理(37.6%)
〇夫がしたい家事ランキング
  1位:ゴミ捨て(56.4%) 2位:洗濯(45.2%) 3位:日用品などの買い出し(40.0%)

「ゴミ捨て」は、妻もやってほしいし、夫もやりたい家事なのだが、妻がやりたい「日用品などの買い物」や「洗濯」は、実は夫もやりたい家事だというのだ。これでは、家事の分担はうまくいかないだろう。

また、大和ハウス工業の調査では、「非家事シェア夫婦」の妻は、自分でやったほうが早い、夫と家事のやり方が違うといった声を挙げていた。

日用品で買う銘柄に好みのものがあるとか、洗濯の仕方に自分なりのルールがあるとかで、妻が自分でやりたいということもあるだろう。

さらに、妻の逆鱗に触れるのが、「気遣っているフリ」だろう。ライオンの調査では、48.4%の夫が「家事をしたくもないのに『やろうか』などと、妻を気遣うフリをしたことがある」と回答している。

今は共働きが当たり前になっている。男女間で収入に違いがないという夫婦も多いことだろう。仕事も家事も子育ても、夫婦で協力してやっていくという時代なのだ。

まず夫側は、家事は「手伝うもの」という意識を改めて、「協力して行うもの」と考えるようにしよう。
妻側は、自分のやり方を押し付けたり、夫に完璧さを求めたりしないようにしよう。
そのうえで、どんな家事なら分担しやすいのか、互いにストレスのないやり方はどういったやり方か、などをきちんと話し合うことが大切だ。

「家事シェア夫婦」が互いに配偶者を尊重できるのは、十分なコミュニケーションを取っているからだ。

さて、ジブラルタ生命の「夫婦の通信簿2018<家事編>」では、夫の90.9%が妻の家事に合格点(「よくできる」「できる」)をつけているのに対し、妻の41.5%は夫の家事に「努力しよう」と評価している。

世の夫どもよ、「ボーっと生きてんじゃねえよ!」と叱られないように、得意な家事を見つけて妻に尊重されるようになろう。

●参考サイト
〇ライオン/「夫婦の家事に関する調査」
〇ジブラルタ生命保険/「夫婦の通信簿2018」

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