住宅ローン金利は下げ止まり!選ぶならサービス重視?

(イー・ローン)

Q. 消費税増税を来年に控えていますので、増税前に住宅を購入しようと物件を見ています。住宅ローンについても検討を始めましたが、金利はどの金融機関もあまり変わらないようです。どのように住宅ローンを選んだら良いのでしょうか。(会社員 Tさん 34歳)
A. 住宅ローンは長期にわたって超低金利状態が続き、各金融機関では、金利での差別化が難しいため付帯サービスの充実度を競う傾向にあります。付帯サービスにも新しいものが出てきていますので、ご紹介しましょう。

近年の住宅ローンの動向は?

住宅ローン金利は、「過去最低水準」と言われてから久しく低金利が続いており、ほぼ下げ止まりといえる状態です。 全期間固定金利のフラット35をはじめ、金融機関が毎月発表する適用金利も、前の月とほとんど変わりませんし、金融機関の間での金利差もあまりみられないようです。 このような金利状況の中、少しでも顧客を獲得しようと団信(団体信用生命保険)に疾病特約をつけたり、がん特約をつけたりするサービスを行う金融機関も現れましたが、それも目新しさが薄れてきている感があります。

住宅ローンの付帯サービスにはどんなものがある?

最近注目されている住宅ローンの付帯サービスに、自然災害で住宅が被害を受けた場合、一定期間の住宅ローンを免除するというものがあります。 大地震や洪水などの災害が増えていますので、生活を再建できるまでローン負担を免除してもらえるのは助かりそうです。 また、子育て世代向けのサービスや、グループ企業の買い物割引や通信サービスとのセット割引を設けている金融機関もあります。下記の表に、付帯サービス例を挙げてみました。

金融機関名

付帯サービス内容

新生銀行

借り入れから10年間、自然災害で罹災した場合に損害の程度に応じて最大24回分の住宅ローンを免除(金利上乗せ無し)。返済額のコントロールサービス、介護保障のついた団体信用介護保障保険、病児保育サービス、家事代行サービスなどを付けることも可能。

KDDI

がんと診断されたらローン残高の50%が返済される「がん50%保障団信」が金利上乗せ無しで利用可能。残高が0円になる「がん100%保障団信」は金利0.2%上乗せで利用可能。auユーザーなら住宅ローンセット割で、毎月500円分をauWALLETへ最長5年間キャッシュバック。

イオン銀行

ガン・脳卒中・心筋梗塞の3大疾病のほか、5つの重度慢性疾患に対する保障の充実した「8疾病保障付住宅ローン」が金利0.3%上乗せで利用可能。ガンと診断されたらローン残高が0円になる「ガン保障特約付住宅ローン」は金利0.1%上乗せで利用可能。イオングループでの買い物が常に5%オフ。

住信SBIネット銀行

全ての病気・ケガ(精神障害を除く)で、所定の就労不能状態が一定期間続いた場合にローン残高が0円になる「全疾病保障」が0円で利用可能。

住宅ローンのコストにも注目して選ぼう

金融機関では付帯サービスの充実度を前面にPRしていますので、そちらに目を奪われがちになってしまいますが、住宅ローンにかかるコストも比較検討する必要があります。 例えば、繰り上げ返済手数料や保証料の有無は金融機関によって異なります。 また事務手数料も定額のところもあれば、借入金額に対しての比率で決まるところもあり、どちらが安く済むのかはケースにより異なります。 住宅ローンを選ぶ際は、このようなコストも含め総合的に判断して選ぶようにしましょう。 近年の住宅ローンの金利差があまり無い状況では、付帯サービスによって家計の節約になったり、その後の生活の安心が得られたりする場合もありますので、付帯サービスも検討材料にしてみてはいかがでしょうか。

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