夏休み、ボランティア続々=全国から被災地に-西日本豪雨

時事通信社

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広島県社会福祉協議会が臨時運行するバスで被災地へ向かうボランティア=21日午前、JR広島駅前

 西日本豪雨の被災地には21日朝から続々とボランティアが集まった。人が集まりやすい駅から被害甚大な地域へ直行する「ボランティアバス」も運行。夏休みを利用するなどして各地から駆け付けた人々は「少しでも手助けを」と意気込み、現地に向かった。

 広島県社会福祉協議会は同日から3日間の日程で、JR広島駅と呉市などを結ぶボランティアバスの運行を始めた。バス利用者で川崎市の会社員海田茉希さん(24)は「被害の大きい現場への足は限られるのでありがたい」。同県坂町小屋浦でごみ撤去などをした赤池博美さん(47)は、周辺にはボランティアが入っていない場所も多く「人手が足りない」と嘆いた。

 岡山県倉敷市のボランティアセンターを16人のグループで訪れた奈良県香芝市の会社役員高谷嘉一さん(43)は2週連続の参加。「前回は無理をして熱中症になる人を見た。初めての人も連れてきたので被災者に迷惑を掛けず活動したい」。夏休みに入った倉敷市の高校1年林駿介さん(15)は「少しでも力になれたら」と、友人と3人で列に並んだ。

 被害が大きい真備町地区で汗を流した岡山市の会社員森本純二さん(46)は元自衛官。土のう袋の扱い方などを仲間に助言しながら作業し、「平日は来られないが、力になれれば」と話した。

 愛媛県宇和島市のボランティアセンターでは、市内の会社員小西誠さん(33)が「できることは小さいかもしれないけれど、少しでも手助けになりたい」と力を込めた。同市吉田町の民家では小雨のぱらつく中、数人のボランティアがマスクに長靴姿などで、土砂の運び出しや草刈りに黙々と汗を流した。

 全国社会福祉協議会によると、14~16日の連休には計約4万1000人のボランティアが集結した。担当者は「受け入れ側も態勢を強化しており、3連休と同じくらいの人数が集まることを期待したい」と話した。

 文部科学省は、大学生らが試験シーズンにも安心してボランティア活動に参加できるように、学校側に配慮を要請。試験を受けられない学生への追試や、短期休学する学生への補講を求めるなど、ボランティアに参加しやすい環境づくりに力を入れている。 



被災地の民家周辺で草木を刈るボランティア=21日午前、愛媛県宇和島市

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