【アプリで投票促進&国会議員へ直接呼びかけ】参院選の見える化、民意の反映を通じて、結婚の平等へ。国会議員の同性婚への意向をデータ表示&応援ができる「マリフォー国会メーター」 2022年参議院選挙版公開

PR TIMES

結婚の平等(同性婚の法制化)を目指す、公益社団法人 Marriage For All Japan -結婚の自由をすべての人に(以下MFAJ)は、国会議員の同性婚への意向の可視化と、国会議員への呼びかけができるウェブアプリ「マリフォー国会メーター 」参院選特別版サイトを、6月24日(金)より公開しました。
https://meter.marriageforall.jp/

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投票率の低下と 「選挙への関心・見える化」の課題

投票率の低下が続く背景には、政党や候補者が掲げる公約や政策への立場が見えづらいことや、政治に民意が反映されない、声が届きにくいといった課題があげられます。総務省によると、投票の棄権理由の上位には、以下があがっています。
・「選挙にあまり関心がなかったから (30.9%)」
・「政党の政策や候補者の人物像など、違いがよくわからなかったから(23.7%)」
(※参考)総務省:https://www.soumu.go.jp/main_content/000696014.pdf

関心が高まる「同性婚」をテーマに、政治の可視化&参加を促進


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このような状況から、政治と世論との間に大きな乖離が生まれています。特に同性婚については、2019年の世論調査などで6割以上が同性婚へ賛成しているにも関わらず、政府から「慎重な検討が必要」といった答弁が国会で繰り返されているのが現状です。
「マリフォー国会メーター」は、世の中と国会の間に存在するギャップを、社会に対して可視化するために生まれました。20年の間実施されている「東京大学谷口研究室・朝日新聞社共同調査」の回答を元に、どの政治家が同性婚に賛成/反対しているかをデータで表示、インターネット上で簡単に調べることができるアプリ型のウェブサイトです。さらに、国会議員に対して直接応援や陳情などの呼びかけができるように、各議員や候補者の連絡先やメッセージ例などを公開。どの政党・議員を選ぶかの判断や投票促進の他、政治への参加に繋がります。


「マリフォー国会メータ―」の特長

マリフォー国会メーターでは、 同性婚への意向を「賛成/どちらかと言えば賛成/どちらともいえない/反対/どちらかと言えば反対/ 無回答」で掲載。国会議員に占める賛成・反対の全体割合が簡単にチェックできます。また、国会議員を政党別、都道府県別、50音順で検索できます。

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・全体割合グラフ:
 参院選候補者の全体合計を可視化します。
・議員個人の賛成、反対:
 5段階+無回答でそれぞれの立場を見える化します。

さらに、マリフォー国会(院内集会)への出席状況やマリフォーへの賛同メッセージなど、同性婚についての賛否表明だけでなく、「議員の意向」度合いが分かります。

[表2: https://prtimes.jp/data/corp/54117/table/28_2_fa67b6302b14df3832fa7fb7c5f9e893.jpg ]


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・政党別:
 主要政党だけでななく、その他の政党や無所属の議員も掲載。
・都道府県別:
 自分が住んでいる地域の議員を調べられます。
・五十音別:
 所属政党名が分からない議員も名前から検索できます。
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・SNSアカウント:
 TwitterやFacevook、ブログなど各SNSを掲載。
・事務所のHP、連絡先:
 議員の事務所の電話番号や、手紙の送付先を掲載。
・呼びかけの例:
 SNSメッセージ、電話のかけ方、手紙の書き方など、議員に失礼のないようなコミュニケーション方法が分かります。

同性婚の賛否だけでなく、政治家との直接的な繋がりが生まれ、市民一人ひとりの意見が届けられるように、 SNSアカウントや事務所連絡先などを記載しています。さらに、有権者から議員へ直接エールを送ったり陳情しようとしても、やり方や伝え方が分からないといった方向けに、議員に送るメッセージの見本文章なども紹介。ユーザーがより気軽な政治参加・議員に対しての呼びかけができるようなサポート情報も掲載しています。MFAJでは、「結婚の平等(同性婚の法制化)に関心がない国会議員、反対の国会議員も、直接、メッセージ が届けば考えが変わるはず。」と考えています。

市民の参加を通じて、結婚の平等(同性婚の法制化)へ。

マリフォー国会メーターでは、議員個別の意向が調べられる一方で、MFAJでは政党への公開質問状の送付も実施。参院選特別版サイトには、主要8政党に対して行ったアンケート結果へのリンクも掲載しています。
結婚の平等(同性婚の法制化)の実現のためには、市民主体の活動を通じて、国会での議論形成を進めることが必要です。MFAJは、今後もマリフォー国会メータ―を通じて、若者を中心とするすべての人の政治参加及び投票促進に寄与できるよう活動してまいります。

Marriage For All Japan(MFAJ)について

性のあり方に関わらず、誰もが結婚するかしないかを自由に選択できる社会の実現を目指して活動しています。2019年2月提起の「結婚の自由をすべての人に」訴訟の弁護団に所属する弁護士の一部と、社会課題の解決に取り組む様々な専門家等のプロフェッショナルによって、同性婚(婚姻の平等)を実現させるために設立されました。「2人で一生を共に生きていきたい」と考えたとき,カップル双方が結婚したいと望めば結婚することができ、また、結婚という形をとらないことを望むならば結婚を強制されないということ。それが「結婚の自由」です。
「Marriage For All Japan – 結婚の自由をすべての人に」という法人名は、そのような結婚の自由(結婚という選択肢)が、異性カップルであるか同性カップルであるかにかかわらず、平等に用意されるべきであるという思いを表したものです。私達は、この「結婚の自由をすべての人に」訴訟を全面的にサポートするほか,イベントやセミナー、メディア出演、調査研究、ロビイングなどを通じて、結婚の平等(同性婚)の実現を目指します。


団体概要


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◆名 称:公益社団法人 Marriage For All Japan – 結婚の自由をすべての人に
◆設 立: 2019年1月
◆代表理事:寺原真希子・三輪晃義
◆理 事:上杉崇子・加藤丈晴・松中権・柳沢正和

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記事提供元:タビリス