第73回「土木施工技術研究発表会」を開催(ニュースリリース)

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 大和ハウスグループの株式会社フジタ(本社:東京都渋谷区、社長:奥村洋治)は、7月29日、第73回「土木施工技術研究発表会」を開催しました。昨年度に引き続き、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、本社会議室と各拠点をウェブ会議システムでつなぎ、感染症対策を万全に行った上で、開催しました。

1.概要
日時:2022年7月29日(金)
発表数:11編(投稿論文数:22編)
講演:1題
出席者:213名(本社、支店・支社・事業部など)

2.開催の趣旨
 この発表会は、土木の施工技術に関する優れた研究・提案、新技術採用など、最新の実施事例の報告と情報交換を通じて、技術力・提案力の向上と伝承を図ることを目的としています。

3.発表内容
 開会にあたり岡野利喜造取締役常務執行役員土木本部長より挨拶があり、続いて支店などから提出された22編のうち厳選された11編の土木施工の技術に関する発表が行われました。
 発表内容は、施工計画、施工管理、技術開発についてなど幅広い分野におよび、技術伝承の観点からも意義深い情報交換の場となりました。
 続いて、弊社の経営改革統括部研修センターの曽根真理エグゼクティブエキスパートが「土木分野のDXの動向」と題した講演を行いました。その後、各発表に対する講評ならびに結果発表を行い、最優秀賞、優秀賞、環境部門賞といった各賞の表彰をウェブ会議システム上で行いました。

岡野取締役常務執行役員土木本部長挨拶(要旨)
 今回の土木施工技術発表会ですが、第1回が昭和39年に開催されてから今回で73回を迎えました。コロナ禍のリモート形式による開催も本年度で3年連続となりました。外部に大きな会場を借りて行っていた発表会と比較しても、ウェブ会議システムを活用し、不自由なく実施ができています。これも関係者の努力の賜物と感じています。
 本日は全国から寄せられた22編の論文のうち、シールド、ダム、土壌、橋梁など多岐にわたる11編が発表されます。優れた施工技術や新技術などを評価、検証し、長きにわたり先人たちが積み重ねてきた当社の技術を発展させる機会になること期待しています。

4.結果発表
最優秀賞:大阪支店 敦賀車両基地作業所 島崎篤
「国内最大級のH鋼埋込桁の施工」

優秀賞:交通事業部 松戸駅改良工事作業所 横倉光範
「狭隘なホーム上での大口径場所打ち杭工事」

優秀賞:土木本部土木エンジニアリングセンター 機械部 服部哲也
「水質を汚濁させない高揚程の浚渫工法の開発~ダム取水口近傍で発電を止めることなく堆砂除去~」
※環境部門賞と同時受賞
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記事提供元:タビリス