EXPO2025 英国パビリオン、循環型デザインを通じて持続可能性を示す

共同通信PRワイヤー

そのレガシーは日本各地へ

2025年11月12日
駐日英国大使館

 

 

英国政府は、2025年大阪・関西万博への参加を成功裏に終えたことを誇りに思います。英国パビリ

オンは、持続可能性、イノベーション、そして英国と日本の継続的な協力関係を象徴する力強い存在

となりました。

 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202511128943-O3-25lG846P

 

 

英国パビリオンは単なる展示ではなく、英国が持続可能な開発と循環型デザインに真剣に取り組んでいる姿勢を示すものでした。モジュール構造で建設されたパビリオンは使用後の廃棄を前提とせず、再利用を見据えて設計されました。

 

英国政府は、建設・運営パートナーと連携し、持続可能な解体作業を進めています。英国企業ES Global(ESG)がこの作業を主導し、モジュールシステムは今後のプロジェクトで再展開され、循環型デザインの実践例として活用されます。

 

可能な限り、機材や資材は返却・再利用・リサイクルされます。業務用厨房機器など多くの運営資産もレンタルで提供されており、使用後は返却・再活用されることで廃棄物を削減し、製品のライフサイクルを延ばします。

 

こうした取り組みは、英国が循環型経済に真摯に取り組んでいることを示すものであり、イノベーション、環境責任、そしてレガシーという英国と日本が共有する価値観とも結びついています。 2025年大阪・関西万博でISO 20121が採用されたのは大変意義深いことでした。 この世界的なイベントにおける持続可能性マネジメントシステムの国際規格は、ロンドン2012オリンピック・パラリンピックにおいて新たな持続可能性基準の策定を促したことに端を発しています。

 

キャロリン・デービッドソン 2025年大阪・関西万博英国政府代表 コメント 

「英国パビリオンは単なる展示ではなく、私たちの価値観を示す声明でした。モジュール式の設計から持続可能な解体に至るまで、革新性、環境への責任、そしてレガシーへの取り組みを反映しています。特に誇りに思っているのは、英国の万博レガシープログラム『MUSUBI』が、意義ある協力と寄付を通じて日英の絆を強化し続けていることです。パビリオンの旅はここで終わりではありません。意図した通りに再利用・再展開され、今も生き続けています。」

 

MUSUBI* - 永続するレガシー 

英国パビリオンのレガシーは、英国の万博レガシープログラム「MUSUBI」を通じて生き続けます。MUSUBIは、教育・イノベーション・文化の分野で協力を促進することで、英国と日本の永続的な絆を称えます。MUSUBIを通じて、英国は日本の万博レガシーに貢献し続け、日英両国の人々が互いに学び合う機会を提供するため、日本および英国の組織とのパートナーシップを支援・創出します。

 

寄付とレガシーへの貢献

英国政府はパビリオンの資産を再活用するため、関係者と積極的に連携しています。寄付先には以下が含まれます。

 

能登半島の「みんなの家」*への寄付:

ベンチ、椅子、丸型木製テーブル、バーレイの食器、リバティの家具、厨房機器、救急キット、おむつ交換台

アクリル製A4フレーム

 

大阪府内の万博インスパイア企画「demo!expo」への寄付:

会議・レストラン用椅子、ソファ、本棚、テレビ、会議機器、ロッカー、テーブル、屋外用家具

 

関西エアポートグループへの寄付:
英国パビリオンの象徴的な赤い電話ボックスをレガシー展示の一部として展示する取組みは、国際的な友情、文化交流、イノベーションという英国と日本が共有する価値を称えるものです。公共空間で万博のレガシーを紹介することで、旅行者に万博の記憶を伝え、環境負荷を減らし、持続可能な再利用を促進します。 2026年初め頃に関西国際空港で披露セレモニーの開催が予定されており、引き続き協力し取り組んでまいります。

 

 

*MUSUBIの詳細 https://musubi-initiative.org/jp/

*みんなの家の詳細 https://www.home-for-all.org/

 

記事提供元:タビリス