家計の金融資産が過去最高、昨年12月末に1880兆円 株高背景に

(ロイター)

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3月19日、日銀が発表した2017年10─12月期の資金循環統計によると、家計が保有する金融資産残高は12月末時点で前年比3.9%増の1880兆円となり、過去最高を更新した。写真は日本円紙幣。2011年8月撮影(2018年 ロイター/Yuriko Nakao)

[東京 19日 ロイター] - 日銀が19日に発表した2017年10─12月期の資金循環統計によると、家計が保有する金融資産残高は12月末時点で前年比3.9%増の1880兆円となり、過去最高を更新した。この間の株高を受けて株式や投資信託の時価評価が上昇したことが主因だ。

家計の金融資産が過去最高を更新するのは3四半期連続。保有の過半を占める現金・預金が961兆円と同2.5%増加したほか、株高を受けて株式や投資信託などの時価評価額が上昇した影響が大きい。

株式は同17.3%増の211兆円、投資信託は13.1%増の109兆円となり、それぞれ残高が過去最高を更新した。株式は取引自体は売り越しとなったが、株価上昇による時価評価の上昇で残高が増加した。投信信託は時価評価上昇のほか、新規資金の流入が続いていることも増加に寄与した。

企業の金融資産は同11.5%増の1266兆円となり、過去最高を更新した。こちらも株式が同20.9%増の421兆円となるなど株価上昇が寄与。現預金は同5.2%増の257兆円で、過去第2位の規模となった。

また、海外企業のM&A(合併・買収)などの対外直接投資や対外証券投資も前年比で2桁の伸びを続けている。

国庫短期証券や財融債を含めた国債残高は同0.8%増の1092兆円。このうち大規模な国債買い入れを続けている日銀が449兆円を保有。国債残高に占める比率は41.1%となり、残高・比率ともに過去最高を更新した。海外も増加基調が継続し、残高は同6.6%増の122兆円、保有比率は11.2%となり、いずれも過去最高となった。

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)や共済年金など「公的年金」は10─12月期に長期国債(財融債含む)を5028億円売り越し、株式を3631億円、外国証券を3972億円それぞれ買い越した。

*内容を追加しました。

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