OPEC、19年は世界原油需要減を予想 再び供給過多の可能性

(ロイター)

[ロンドン 11日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)は11日に公表した月報で、OPEC非加盟国による供給が増える一方で消費が減速するため来年の原油需要は減少するとの見通しを示した。OPEC主導の減産措置にもかかわらず、原油市場が再び供給過多になる可能性がある。

OPECは2019年のOPEC産原油の需要は日量3218万バレルになるとし、18年から同76万バレル減少すると予想。「今年は堅調な伸びが見られたが、世界経済、および原油需要の伸びがやや鈍化する見通しの中、19年は原油市場の動向はやや緩やかになると予想される」とした。

ただ「世界経済が予想より良好に推移し、原油需要の伸びが押し上げられれば、OPECは原油市場の安定化の支援に向け引き続き十分な供給を行う」とした。

OPEC加盟国の6月の産油量は日量17万3000バレル増の同3233万バレル。主にサウジアラビアの産油量が増加したことで押し上げられた。

来年は米国、ブラジル、カナダが供給の伸びをけん引すると予想されているが、OPECは米シェールオイルの供給が18年下半期から19年にかけて減速すると予想。「パイプラインの容量拡大計画が遅延しているため、阻害は来年の冬まで続く可能性がある」とした。

OPECが月報で19年の見通しを示すのは今回が初めて。

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