ドル112円前半、アジア株高やショート・カバーが支援

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FILE PHOTO: U.S. dollar notes are seen in this November 7, 2016 picture illustration. REUTERS/Dado Ruvic/Illustration/File Photo - RC1C636B23C0

[東京 12日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、小幅にドル高/円安の112円前半。前日海外市場でドルが買い戻された流れを引き継いで堅調な地合い。日経平均や他のアジア株の上昇によりリスク選好が広がったこともドル高に寄与した。

朝方の取引でドルは111円後半を推移していたが、その後、112円台に乗せると、午後3時までは112円台前半を維持。ただ、112.50円にはテクニカルな抵抗線があることや、米国市場の序盤に発表される米消費者物価指数を見定めたいとの意向から、112円前半では伸び悩んだ。

前日の取引では、米国が中国製品に追加関税を適用する方針を示したこと受けて、ドルが110.77円まで下落したが、海外時間には112.17円まで大幅に買い進まれた。原油の急落が誘発した新興国・資源国通貨の下落、米卸売物価指数の上昇、ドルのショートカバーなどが背景とされる。

シティグループ証券の外国為替・新興国市場本部長・狩野弘一氏は、対中追加関税を受けても「日本株の下げはそれほど大きなものにならず、市場のリスクセンチメントはあまり悪化しなかった。ドル/円も意外に底堅く推移したため、貿易問題に着目して売り仕掛けていた向きが、買い戻しを迫られている」と指摘。「きょうにかけて発生しているドル高は、参加者のポジショニングが大きく影響していると考えている」という。

一方、前日の資源国通貨安のトリガーとなった原油価格は反発。

アジア時間の午前の取引では、米国の原油在庫が大幅に減少したことが材料視され、北海ブレント先物<LCOc1>が前営業日の清算値から1ドル超上昇した。米原油先物<CLc1>は目下70.80ドル付近と前営業日比で0.5ドル程度上昇した。

オフショア人民元は1ドル=6.7043元付近。前日終盤の6.65元付近から元安が進んでいる。

「米中貿易戦争がテーマだったが、足元では円安、人民元安が進み、テーマから一時的に目が逸れている状況だ。とはいえ、貿易摩擦というリスク要因に変化はなく、トランプ大統領がドル安方向に向かうような何かをまたつぶやくのではないかと心配だ」(FX会社)という。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 112.28/30 1.1676/80 131.12/16

午前9時現在 111.96/98 1.1673/77 130.72/76

NY午後5時 112.00/03 1.1672/76 130.72/76

(為替マーケットチーム)

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