独議会、メルケル首相を再選 課題山積の4期目が始動

(ロイター)

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3月14日、ドイツ議会は同日行われた首相指名選挙で、アンゲラ・メルケル首相(63)を再選した(2018年 ロイター/Kai Pfaffenbach)

[ベルリン 14日 ロイター] - ドイツ連邦議会(下院)は14日、アンゲラ・メルケル首相(63)を再選した。メルケル氏は4期目に入ったが、自身の求心力が低下する中、脆弱(ぜいじゃく)な大連立政権を率いるというこれまでで最も困難な船出となる。

首相選出投票は賛成364票、反対315票、棄権9票だった。メルケル氏のキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)と第2党の社会民主党(SPD)の議席数は計399議席で、造反者が出たことになる。

連邦議会CDU・CSU会派のカウダー院内総務は「容易な連立ではないだろう。いくつかの難しい課題が待ち構えている」と指摘した。

メルケル首相は、就任宣誓の前に議員らに「投票結果を受け入れる」と述べた。

その後メディアに対し、与党は極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が得た支持を奪還することに注力すると語った。昨年9月の総選挙ではAfDが躍進し、与党は大きな打撃を負った。

メルケル首相は「可能な限り(AfDを)弱体化させ、連邦議会から追い出すことがわれわれの狙いだ。すべての国民にアピールする連立政権が望ましい」と述べた。

AfDのアリス・ワイデル氏は「ドイツにとって何も良いことは行われないと感じている。おそらくメルケル氏にとって最後の任期となるだろう」と指摘した。

ドイツは米国との貿易関係の緊張や、欧州改革を巡るフランスからの圧力などに直面しており、メルケル氏の4期目は課題が山積だ。

メルケル氏の報道官によると、同氏は16日にフランスを訪問し、二国間や欧州、国際問題についてマクロン大統領と会談する予定。

マクロン氏はツイッターで、メルケル氏に再選の祝辞を述べ、「欧州をより速く、より力強く前進させるために共に行動しよう」と呼び掛けた。

ロシアのプーチン大統領もメルケル氏に祝電を送り、二国間関係を一層強化する重要性を強調した。ロシア大統領府が明らかにした。

*内容を追加しました。

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