湘南生まれ、サーフィン育ち! 人気タウン藤沢市辻堂を地元サーファーに案内してもらった

(SUUMOジャーナル)

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サーフィンをはじめとするマリンスポーツが盛んな湘南。なかでも、神奈川県藤沢市は人気があり、サーファーの移住者も少なくないらしい。今年の4月には、人口が43万人を突破したそうだ。そんな藤沢ではいったいどんな暮らしがかなうのだろうか? 今回は、藤沢のなかでも駅前の再開発で注目を集める「辻堂周辺」を、実際にそこに暮らす地元の方に案内してもらった。
サーファーに大人気のビーチタウン中野拓さん。後ろに見えるのは「江の島」(写真撮影/小野洋平)

中野拓さん。後ろに見えるのは「江の島」(写真撮影/小野洋平)

今回、街のガイド役をお願いしたのは、藤沢で生まれ育ち、現在はフリーのWebデザイナーをしている中野・拓(なかの・たく)さん。「太陽がファンデーション」と豪語するだけあって、お肌がこんがり焼けている。

中野さん(以下省略)「辻堂の魅力といえば、やはりサーフィンだよ。まずは海に行ってみようか」

というわけで、さっそく中野さんのマイカーに乗り込み、辻堂の街案内がはじまった。言わずもがな、車のBGMはサザンオールスターズである。

「藤沢住民は車を持っている人が多いと思う。移動手段としても楽だし、基本的にアウトドアやスポーツ好きが多いから、車があると道具を運ぶのに便利なんだよね」

国道134号線へ続く昭和通り。道沿いにはサーフショップやカフェなどが立ち並ぶことから「サーファー通り」と呼ばれている(写真撮影/小野洋平)

国道134号線へ続く昭和通り。道沿いにはサーフショップやカフェなどが立ち並ぶことから「サーファー通り」と呼ばれている(写真撮影/小野洋平)

辻堂駅から辻堂海岸までつながるサーファー通りを走ること10分。辻堂海浜公園に到着した。

「サーフィンする人は辻堂海浜公園に車を止める場合が多いかな。というのも、駐車場は800台まで収容可能だし、屋外には無料のシャワーもついているので多くのサーファーが重宝しているんだよ」(日中は有料の温水シャワーも使用可能)

1年を通してサーフィンが盛んな辻堂海岸(写真撮影/小野洋平)

1年を通してサーフィンが盛んな辻堂海岸(写真撮影/小野洋平)

中野さんの言うとおり、平日の午前中にもかかわらず、駐車場にはたくさんの車が止まっており、海では多くのサーファーが波に乗っていた。

「サーフィンはオールシーズン、老若男女が楽しめるところがいいよね。ちなみに湘南には初心者も多いので、気軽に体験するのにいいと思うよ」

そんな中野さん自身はというと、サーファー歴20年のベテラン。現在住んでいる実家は藤沢市内にあるが、より海に近い場所へ引越そうと、1人暮らしも検討しているそうだ。……サーフィンへの情熱がとてつもない。

南国気分が味わえるヤシの木が植えられている(写真撮影/小野洋平)

南国気分が味わえるヤシの木が植えられている(写真撮影/小野洋平)

なお、辻堂海浜公園にはジャンボプールや交通展示館、芝生広場などがあり、多くの子連れファミリーが訪れており、年間を通じてイベントが多数開催されているそうだ。また、辻堂海浜公園以外にも、市街地には多くの公園が点在しているとのこと。

再開発で生まれ変わった辻堂駅北口

続いて案内してくれたのは、JR東海道線と湘南新宿ラインが乗り入れる辻堂駅。海に程近いだけではなく、東京駅や新宿駅にも1時間ほどでダイレクトアクセスでき、東京都心への交通利便性も悪くない。

駅前広場はキレイに整備され、広々としている(写真撮影/小野洋平)

駅前広場はキレイに整備され、広々としている(写真撮影/小野洋平)

2010年には地上6階、地下2階建ての商業施設『Luz』、2011年には湘南最大級のショッピング施設『テラスモール湘南』がオープンするなど、近年辻堂駅では大規模な再開発が行われ、駅周辺は便利かつ近代的な街並みに生まれ変わった。それに伴い、街の人気が上がっているという。

工場跡地を利用した「テラスモール湘南」には約280店舗が入る(写真撮影/小野洋平)

工場跡地を利用した「テラスモール湘南」には約280店舗が入る(写真撮影/小野洋平)

「北口は『シークロス』と呼ばれる再開発計画によって、大きく変わったよ。ショップだけでなく、飲食店やシネコンなどが入っているので、地元民以外にもたくさんの人が辻堂を訪れるようになったと思う」と中野さん。

さらに、駅周辺には湘南藤沢徳洲会病院をはじめ、辻堂市民図書館、子育て支援センター、神台公園など充実した環境。

テラスモールの裏側に立つ湘南藤沢徳洲会病院(写真撮影/小野洋平)

テラスモールの裏側に立つ湘南藤沢徳洲会病院(写真撮影/小野洋平)

「主観だけど、藤沢市で育った人は地元に住み続ける人が多い気がするんだよね。おそらく、市内の施設が充実してきただけじゃなく、行政のサポートもしっかりしてるからだと思うよ」

実際、藤沢市では小学校6年生までの子どもについては、通院・入院の医療費が所得に関係なく無料という制度がある。また、65歳以上の方対象の寝具乾燥消毒サービスや障がい者施設等通所交通費助成などの福祉の補助もある。

再開発により快適な生活環境が整備されつつある辻堂。海に近いだけでなく、住環境としても整っているようだ。

辻堂には珍しい、夜遅くまで楽しめる「湘南T-SITE」

次に中野さんが案内してくれたのは、辻堂駅から少し車を走らせたところにある『Fujisawaサスティナブル・スマートタウン(Fujisawa SST)』。

Fujisawa SSTは、住宅はもちろんのこと、クリニックや保育所、公園などの施設が充実した新しい街だ。また、電気自動車のシェアリングサービスといった先進的な取り組みを進めているそう。

「『Fujisawa SST』はすごい人気だね。街並みはオシャレだし、住宅街としても機能的だから俺も住んでみたいよ」

2014年にオープンした「湘南T-SITE」(写真撮影/小野洋平)

2014年にオープンした「湘南T-SITE」(写真撮影/小野洋平)

中野さんが特にオススメしてくれたのは、国内2店舗目のT-SITEとなる『湘南T-SITE』。13万冊の書籍をそろえる『湘南 蔦屋書店』があるほか、年間1000回ものイベントを開催しているそうだ。

「『湘南T-SITE』は一番のお気に入りだね。辻堂の店って全体的に閉まるのが早いんだけど、ここは遅くまでやっているから、ついつい目的がなく来てもブラブラしちゃうんだよ」

理由はサーフィンが好きだから! 東京から移住した方にインタビュー

近年では、住宅地の増加や駅周辺のマンション建設によって多くのファミリーが新たに住み始めているという辻堂。それだけでなく、単身の移住者も珍しくないという。

というわけで、昨年、都内から移住したというMさんを紹介してもらい、お話を聞いてみた。

中野さんの友人Mさん(写真撮影/小野洋平)

中野さんの友人Mさん(写真撮影/小野洋平)

――どうして移住されたんですか?

「3年前にサーフィンにハマったからです。それと同時に会社を辞め、フリーランスになりました。通勤する必要がなくなったため、今では波の良い日は朝から海に行けますよ」

サーフボードは7枚所有(写真撮影/小野洋平)

サーフボードは7枚所有(写真撮影/小野洋平)

――どうして辻堂だったんですか?

「海にも都内にも気軽にアクセスできる点で選びました。また、湘南は僕みたいにサーフィン好きが多く移住しているので、サーファーに合った物件や施設が多かったんです。まあ人気エリアな分、思ったより家賃が高かった印象ですけどね(笑)」

ボードを乗せられるビーチクルーザーも所有。それを借りて楽しむ中野さん(写真撮影/小野洋平)

ボードを乗せられるビーチクルーザーも所有。それを借りて楽しむ中野さん(写真撮影/小野洋平)

――移住して良かったと思うところはどこですか?

「やっぱり、家からウエットスーツを着て、海までビーチクルーザーで行けるのは非常に便利です。帰りもぬれたまま帰ってきて、風呂場に直行できますから」

辻堂は、便利さと湘南ならではのスローライフの両方を享受できる場所、とMさん。Mさんのような生活を求めて移住する人は少なくないようだ。

辻堂の家賃相場は?

最後に気になる家賃相場をチェックしてみよう。辻堂駅の一人暮らし向け賃貸物件の家賃相場は6.1万円。辻堂駅の使える路線はJR東海道本線と湘南新宿ラインの2路線だが、快速が止まる隣の藤沢駅に出れば、江ノ島電鉄と小田急江ノ島線が利用できる。

というわけで、街のポイントをまとめると……

・豊かな自然環境があり、公園も数多く点在
・再開発を遂げた駅前の充実ぶり
・街にはファミリー層や単身の移住者が年々増えている印象

なんとなくオシャレなイメージが先行していた湘南エリア。しかしそれだけでなく、便利な生活環境や、計画的な街づくりなど、豊かな毎日が送れそうな魅力あふれるエリアでもあった。自然を身近に感じながら、都市のにぎわいも楽しむ。最先端の湘南が味わえる街こそ、ここ辻堂なのかもしない。

●調査概要
【調査対象駅】辻堂駅
【調査対象物件】駅徒歩15分以内、面積10平米~40平米、築年数35年以下、ワンルーム・1K・1DKの物件(定期借家を除く)
【データ抽出期間】2018年41~2018年630
【家賃の算出法】上記期間でSUUMOに掲載された賃貸物件(アパート/マンション)の管理費を含む額賃料から中央値を算出

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