レノボのテクノロジーがFIFAワールドカップ2026™の運営を支え、AIを活用した放送を強化
2026/6/4 5:26 ビジネスワイヤ
ノースカロライナ州モリスビル--(BUSINESS WIRE)-- (ビジネスワイヤ) -- レノボは本日、FIFAワールドカップ2026™に向けて、ほぼリアルタイムで稼働するAI活用型インフラ・プラットフォームを提供すると発表しました。このプラットフォームは、従来のケーブル放送や衛星放送に加え、超低遅延のIPTV(インターネット・プロトコル・テレビ)映像配信、インテリジェントなコンテンツ配信、大会エコシステムと運営全体に関わるミッションクリティカルな意思決定を支えることを可能にします。
3つの開催国、48チーム、推定60億人のファンを惹き付ける前例のない規模の大会に向けて、世界最大のスポーツイベントの準備が進む中、FIFA、放送事業者、イベント運営者は、最高水準のパフォーマンスを発揮する常時稼働型のライブ環境を活用できるようになります。FIFAの公式テクノロジーパートナーであるレノボは、テキサス州ダラスの国際放送センターにサーバーを配備。これにより、各試合のあらゆる瞬間を世界中の視聴者に届けるために必要なコンピューティング能力、デバイス、AI活用ソリューションを提供し、FIFAワールドカップ™史上最大規模となる放送運営を支援します。各会場とチーム・ベースキャンプのトレーニング施設には、1万7000台を超えるレノボおよびMotorolaのデバイスと200人以上のエンジニアが配備され、プロフェッショナルな大会運営の一端を担うことになります。
レノボのテクノロジー・ソリューションにより、この世界的な一大イベントのIPTVインフラでは遅延が短縮され、IPTVの遅延は現在5秒未満に抑えることが可能に。これにより、ライブの試合展開をほぼリアルタイムで届け、より一体感のある視聴体験を実現します。Lenovo ThinkSystem SR635 V3サーバーと関連テクノロジーは、北米各地のスタジアムから集まる膨大なライブ映像データの管理を支援します。また、全試合のコンテンツを10チャンネルでほぼリアルタイムに取り込み、処理、配信することで、FIFA会場全体に設置された1000台超のスクリーンへFIFAのIPTVライブフィードを提供。ファン、メディア、VIP、関係者は、ファンゾーンからメディア席に至るまで、大会エコシステム内のあらゆる場所から各試合への迅速なアクセスが可能になります。
世界最大のスポーツイベントを支えるAI中枢拠点
放送分野にとどまらず、レノボのテクノロジーはFIFAワールドカップ2026™開催期間中、マイアミのFIFAテクノロジー・コマンドセンターおよびトーナメント・オペレーションセンターにも導入される予定です。この拠点はワールドカップの中核的な「司令塔」として機能し、試合を支えるあらゆるテクノロジーを、経験豊富なエンジニアとFIFAの運営陣がほぼリアルタイムで監視・管理します。レノボのエンタープライズ・ソリューションを活用することで、FIFAテクノロジー・コマンドセンターとトーナメント・オペレーションセンターは、大会全体の運営状況をすばやく把握し、必要に応じて対応できる体制を整えます。
レノボのインフラストラクチャー・ソリューションズ社長であるアシュリー・ゴラクプールワラ氏は、次のように述べています。「レノボのAIインフラは、FIFAワールドカップの体験を再定義しています。かつてない世界規模で、ほぼリアルタイムのハイライト、マルチアングル映像、各種インサイトを届けます。FIFAとともに、私たちは世界で最も厳しい水準が求められる環境下でAIを稼働させています。遅延という課題に取り組みながら、何十億人ものファンをこれまで以上に試合の熱気へ近づけ、ライブスポーツの新たな基準を築いています」
FIFAのテクノロジー担当ディレクターであるナチョ・フレスコ氏は、次のように述べています。「FIFAワールドカップは、世界最大級であると同時に、運営面でも最も複雑なスポーツイベントの一つです。今回の大会は史上最大規模になることが見込まれており、卓越した運営効率と最先端技術を実現することが極めて重要です。ライブ制作環境に欠かせない厳格な低遅延要件を満たすうえで、レノボは私たちにとって重要なパートナーです」
世界最大の舞台を支えるテクノロジー
FIFAワールドカップ2026™は、レノボが実用化を後押しするAIの進化を、現実の舞台で示す機会となります。クラウドのみの構成では放送要件を満たせない領域において、レノボは複雑なオンプレミスのエッジコンピューティングを管理し、遅延を大幅に削減します。ワールドカップ開催期間中は、Lenovo ThinkSystemサーバーを活用したテクノロジーが以下をサポートします。なお、同サーバーは、大容量スループットとほぼリアルタイムの運用性能を必要とする、高密度かつミッションクリティカルな環境向けに構築されています。
- スタジアムおよび大会全体にわたる技術システムのほぼリアルタイム監視
- 生放送、ストリーミング、IPTV配信
- インシデントの迅速な検知と問題解決による、サービス中断およびダウンタイムの最小化
リアルタイムのインサイトと透明性でファン体験を向上
レノボはAIを活用したイノベーションにより、より没入感があり、試合展開を理解しやすい視聴体験を実現。AIを活用した3D選手アバターにより、オフサイド判定のような複雑な判断を、リアルタイムでより分かりやすく可視化することが可能になります。高度な生成AIと実際の選手データを用いて構築されたこれらのアバターは、進行中の試合をファンがより深く理解できるよう設計されています。さらに、試合中のオフサイド判定では、FIFAの審判員を支援する追加的な判断材料としても活用されます。
3カ国の会場における観戦体験の向上に向けて、レノボは安全性・効率性・ファンエンゲージメントを高めるソリューションを展開します。
- AIを活用したナビゲーションシステムにより、混雑を緩和し、各会場での移動をよりスムーズに。
- AIによるスタビライズ処理を施した「レフェリー・ビュー」により、映像のブレを最大50%低減した一人称視点の映像を提供。
- 没入感あふれるデジタル体験やホログラフィック体験が、ファンと試合を結ぶ新たな楽しみ方を創出。
よりスマートなサッカーで、すべてのチームに公平な競争環境を
レノボはスポーツ業界の変革を積極的に推進しており、「Smarter AI for All」のビジョンのもと、サッカーにおける高度なテクノロジー活用の門戸を広げることに取り組んでいます。FIFAワールドカップ2026™では、レノボがFIFA AI Proプラットフォームを導入します。同プラットフォームは、コーチ、選手、アナリストに戦術面のインサイトを提供する、次世代のAIナレッジアシスタントとなっています。レノボのAI Factoryを用いて構築された同プラットフォームは、大会に出場する全48チームに提供される予定です。トップレベルの分析にアクセスできる機会をすべてのチームに広げ、競争環境の公平化を後押しします。
スペシャルエディション・コレクションで大会の熱気を身近に
サッカーを愛するファンに向けて、レノボは法人向け、コンシューマー向け、ゲーミングの各ポートフォリオからFIFAスペシャルエディション・デバイスを展開し、その情熱を表現できる特別な選択肢を提供します。FIFAワールドカップ2026™限定のブランドデザインとパッケージを採用したラインアップには、motorola razr FIFA World Cup 26th Edition、ThinkPad X9-14 Gen 1、ThinkPad X1 Carbon Gen 13および14、Yoga Slim 7i ultra Aura Edition(14型、第11世代)、Idea Tab、Lenovo Legion Pro 7i(16型、第10世代)が含まれます。これらの限定モデルにより、ファンは大会が幕を閉じた後も、世界最大のスポーツイベントの記憶を日常の中で楽しむことができます。
こうした取り組みの規模と複雑さは、レノボがスポーツテクノロジーに継続的に投資していることを示しています。レノボは3月、ライブ運用を伴い、グローバルに展開され、ミッションクリティカルな環境で活動する組織を支援するため、スポーツ分野に特化した事業体制を立ち上げました。AIインフラ、エッジコンピューティング、デバイス、サービスを一体化したモデルとして提供することで、レノボはスポーツ組織が分断されたシステムから脱却し、リアルタイムで全体を一貫管理できる運用体制へ移行できるよう支援しています。
FIFAの公式テクノロジーパートナーとして、レノボは人類史上最大規模のイベントをテクノロジー面から支えています。FIFAは、AIデバイスからインフラ、ソリューションに至るまで、大会全体を支えるテクノロジー基盤をレノボに託しています。これにより、没入感に富んだ独自のファン体験を創出するとともに、出場する48チームにはデータと分析へのこれまでにないアクセスを提供します。ワールドカップでのレノボの取り組みについては、Lenovo.comのFIFAページをご覧ください。
Lenovoについて
Lenovo(レノボ)は、売上高830億米ドルの世界的なテクノロジー企業であり、フォーチュン・グローバル500で196位にランクインし、180の市場で日々数百万人の顧客にサービスを提供しています。「すべての人に、よりスマートなテクノロジーを」というビジョンのもと、レノボは、パーソナルAI(1つのパーソナルAIを複数のデバイスで活用)と、エンタープライズAI(お客様がデータをインサイトと価値へと変えることを支援)にまたがるハイブリッドAI戦略を推進しています。この戦略は、世界クラスのイノベーションへのレノボの取り組みと、デバイス(PC、ワークステーション、スマートフォン、タブレット、アクセサリー)、インフラストラクチャー・ソリューション(サーバー、ストレージ、エッジ、高性能コンピューティング、ソフトウェア定義型インフラ)、ソフトウェア、ソリューション、サービスを含むフルスタックAIポートフォリオを通じて実現されています。レノボは、11市場にまたがる21の研究開発拠点と、10市場にまたがる30以上の製造拠点を含むグローバルなサプライチェーンを有するグローバルな事業基盤を備えており、ガートナー・サプライチェーン・トップ25で8位にランクインするなど、オペレーショナル・エクセレンスで広く認められています。レノボは、香港証券取引所にLenovo Group Limited(HKSE:992、ADR:LNVGY)として上場しています。詳細については、www.lenovo.comをご覧ください。また、最新ニュースはレノボのニュースルームでご覧いただけます。
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