ジョルダン、大阪モノレールで認証・脱磁気化に向けた実証実験スタート

ジョルダンニュース編集部



 乗換案内アプリのジョルダンと大阪モノレールは、1日からモノレールの乗車券をデジタル化し、駅に設置された認証機で乗降する実証実験を2022年2月28日まで行う。

 実証実験では、大阪モノレール全駅(大阪空港~門真市の本線、万博記念公園~彩都西の彩都線)に認証端末を設置し、利用者の端末に表示される二次元コードを読み取ることで乗降ができアプリ1つで経路検索~チケットの利用までを実現し、大阪府内における利便性が向上する。磁気券を使わないことで、接触機会を最小限に抑え、新型コロナウイルス感染症対策にも役立ち、利用者と事業者の安全・安心を守ることにつながる。

 販売するのは2種類。大阪モノレール休日満喫1dayモバイルチケット(土日休日に1日利用)。大阪モノレールオフピークモバイルチケット(平日の10時~16時で利用)。

 また、今回の実証実験を通じて、利用者の移動利便性向上の調査および、乗車券の利用分析を行い、将来に向けて磁気券に代わる低コストな乗車券の検討及び将来的な駅務機器更新を見据えた乗車券のあり方を検討していく。

 ジョルダンは大阪府とスマートシティ事業連携協定を締結しており、大阪府内における利便性向上に向けた取り組みを継続的に実施する。

 ジョルダンは2019年からモバイルチケットを開始し、これまで全国で80券種以上のチケットを取り扱っている。
記事提供元:タビリス