ゲイツ財団支援のAIスタートアップ「コーザル・ファウンドリ」が日本進出

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個人の行動を高精度に予測する「次世代パーソナライズAI」でヘルスケア・物流・EC・ゲーム業界へ

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【2025年7月9日、東京】
スペイン・バルセロナ発のAIスタートアップ「Causal Foundry(コーザル・ファウンドリ)」は、日本法人「コーザル・ファウンドリ合同会社」(本社:東京都渋谷区)を設立し、日本市場への本格参入を発表しました。
コーザル・ファウンドリは、ユーザー行動をリアルタイムで分析・予測し、最適なタイミングでのパーソナライズ体験やリソース配分の最適化を実現する「適応型AI」を開発。ゲイツ財団やGoogle、Lilly、Johnson & Johnsonといったグローバル企業の支援を受け、すでにヘルスケア・物流・eコマース領域において、社会課題の解決と収益向上などの事業成果を両立してきた実績を持っています。

この取り組みは、Gaviワクチンアライアンスの国際プログラム「INFUSE 2024」にて『Pacesetters(革新をリードする組織)』に選出されるなど、国際的にも高く評価されています。また、CEOのアフリカ・ペリアニェスは、医療政策やグローバルヘルスの課題に各国のリーダーが議論を交わす場として知られる「第40回タケミ・シンポジウム」(ハーバード大学公衆衛生大学院主催)に、基調講演スピーカーとして登壇しました。

コーザル・ファウンドリのAIは、ユーザーの行動パターンを継続的に学習するだけでなく、自らの施策結果からもフィードバックを得て進化する“自己進化型”AIです。使うほどに精度が高まり、現場に適応していきます。これまで、需要予測、在庫切れ防止、ラストマイル配送の最適化、行動変容を促すナッジ、リソース配分最適化など、実社会の業務に即したAIインフラを提供してきました。
実績として、ルワンダ社会保険庁(RSSB)などの政府機関やアフリカ10カ国で活動するヘルスケアNGO「mothers2mothers」に対し、財政効率化や医療アクセスのためのAIソリューションを提供。東南アジア最大級の薬局ネットワークを支えるB2Bプラットフォームでは、28万人以上の薬剤師に向けたパーソナライズレコメンドやロイヤリティ報酬最適化を支援し、デジタル変革と収益向上を実現するなど、グローバルでの具体的な成果を積み重ねています。

特に強みとしているのは、高精度な行動予測に基づくパーソナライゼーションにあります。近年パーソナライズは、AmazonやNetflixのようなグローバルプラットフォームが広く普及させ、ユーザーにとって「当たり前の体験」になりつつあります。しかし実際には、こうした体験を本当に一人ひとりに最適なタイミング・方法で実現するには、高度な行動予測や介入設計が必要であり、多くの企業にとっては予算・技術面でのハードルが高いのが現実です。
コーザル・ファウンドリは、こうした課題に対し、すでにヘルスケア・物流・eコマース分野で実績をあげてきた適応型パーソナライゼーションAIを、実用レベルで提供しています。
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今回の日本進出にあたり、コーザル・ファウンドリは既存のヘルスケア・物流・eコマース領域に加えて、ゲーム・エンターテインメント分野への本格参入を発表。プレイヤー体験の向上や継続的なエンゲージメント、収益性の向上を目指し、日本市場でもより高度なパーソナライゼーションを実現する体制を整えていきます。
日本法人の経営陣には、創業者兼CEOのアフリカ・ペリアニェス博士と、ゲーム業界出身でChief Business Officer兼Head of Japan | APACを務めるジョンソン裕子が就任。ペリアニェスは、さまざまな業界において、社会的・商業的インパクトのあるAIプロダクトを多数生み出してきた研究開発・リーダーシップの経験を持ちます。一方のジョンソンは、ゲームおよびテック業界において長年にわたり事業開発を担当し、国内外の企業と共に新たな体験価値や収益機会の創出に取り組んできました。

近年、ゲーミフィケーションはゲーム業界にとどまらず、ヘルスケアなどの多様な領域でも注目されており、ユーザーの行動変容や持続的なエンゲージメント、さらには事業成長・収益最大化をもたらす手法として期待されています。実社会の課題解決に精通するペリアニェスと、ゲーム領域での経験を有するジョンソンのタッグにより、日本市場での分野横断的な取り組みも展開していきます。
社会課題の解決とビジネスインパクトの両立を目指し、コーザル・ファウンドリは、行動予測と最適なタイミングによる“次世代パーソナライゼーション”を軸に、挑戦を続けてまいります。

パーソナライゼーションによる社会課題の解決やビジネスインパクトの創出にご関心のある企業・団体の皆さま、ぜひお気軽にご連絡ください。


■ 日本法人概要
法人名:コーザル・ファウンドリ合同会社
所在地:東京都渋谷区
設立日:2025年6月
代表社員:Causal Foundry Spain SL
職務執行者:アフリカ・ペリアニェス(Causal Foundry Chief Executive Officer & Founder)、ジョンソン裕子(Causal Foundry Chief Business Officer, Head of Japan | APAC)
公式サイト:https://causalfoundry.ai/jp


【Causal Foundryについて】
Causal Foundryは、ユーザー一人ひとりの行動予測をもとに、パーソナライズされた体験、リソース配分の最適化、タイミング予測による効果的な介入を実現する「適応型AI」を開発するスタートアップ企業です。これまでに、ヘルスケア、物流、eコマースといった分野で、エンゲージメント向上、コスト削減、収益増加、業務効率化を支援してきました。現在は、ゲーム・エンターテインメントやeラーニングなど新たな領域への展開も進めています。ゲイツ財団やGoogleをはじめとするグローバルな有力機関から支援を受けており、社会課題の解決と持続可能な成長の両立を目指しています。


【本件に関するお問い合わせ】
コーザル・ファウンドリ合同会社
メール: connect@causalfoundry.ai

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記事提供元:タビリス