令和8年熊本地震で被災したイ草産地へ、セミナー受講料を全額寄付

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震度7の宇城市・氷川町はイ草の産地 用水路の破損で来年の作付けに影響

合同会社マイスターサポート(本社:大阪府大阪市天王寺区、代表社員:島田光章)は、2026年8月7日(金)、東京都新宿区で畳店の経営者を対象としたチャリティーセミナーを開催します。受講料は全額を、令和8年熊本地震で被災した八代地域のい草農家を支援するため、JAやつしろい業センターへ寄付します。会場費などの経費は当社が負担し、受講料は減らさずにお届けします。
震度7を観測した宇城市と氷川町は、いずれもい草の産地です。国内のい草生産は実質的に熊本県に限られており、八代郡では約500年前からい草が栽培されてきました。今年の収穫はすでに終わっており、地震の被害を受けているのは11月下旬に植え付ける来年用の苗です。農業用水路の破損によって、その苗に水が入りません。今年11月に植え付けができなければ、来年6月の収穫もありません。産地の縮小は地震の前から続いており、熊本県のい草農家は10年で536戸から223戸へ、6割近く減少しています(農林水産省)。
当社代表の島田は昨年8月の豪雨災害の際、畳店や治療家など25社から集まった70万円を産地へ贈呈しました。今回は形式を変えています。設備が壊れても、復旧後に注文が入る見通しがなければ、農家は買い替えに踏み切れないためです。本セミナーでは、畳店が高品質な国産畳表を売り、利益を残すための手法を扱います。畳店が国産の上位品を売れるようになれば、来年以降も産地に注文が入ります。寄付は一度きりですが、注文は続きます。
ポイント
- 震度7を観測した宇城市・氷川町は、いずれもい草の産地。国内のい草生産は実質的に熊本県のみ
- 今年の収穫は終わっており、被害を受けているのは来年用の苗。用水路の破損で水が入らない
- 熊本県のい草農家は10年で536戸から223戸へ、6割近く減少(農林水産省)
- 昨年は募金の取りまとめで70万円を贈呈。今回は形式を変え、畳店が国産の上位品を売れるようにすることで、来年以降も産地に注文が入る状態をつくる。受講料は全額寄付する
- 会場参加は残り5席(2026年8月2日時点)。後日視聴とあわせて8月6日まで受付

産地で起きていること
2026年7月28日16時27分ごろ、熊本県熊本地方の深さ16キロを震源とするマグニチュード7.1(暫定値)の地震が発生し、熊本県宇城市と氷川町で震度7を観測しました。気象庁はこの地震を「令和8年熊本地震」と命名しています。地震活動は依然として活発で、8月1日10時までに震度1以上を観測した地震は328回にのぼります(気象庁)。
震度7を観測した宇城市と氷川町は、いずれもい草の産地です。氷川町が属する八代郡では、約500年前からい草が栽培されてきました。国内のい草生産は実質的に熊本県に限られており、農林水産省の統計も令和4年産以降は熊本県のみを対象としています。
八代平野の農業用水路・排水路を維持管理する八代平野北部土地改良区の役員を務める八代市の農家、田淵稔さんは、自身のSNSでこう報告しています。
今回の災害で、農業用水路に甚大な被害が至る所にあり、農業用水の供給が不可能になってしまいました。復旧も目処が立たない現状です。

い草にとって、この水の停止は来年の生産に直結します。い草は夏から秋にかけて苗を水田苗床へ移して育て、11月下旬から本田へ植え付け、翌年6月下旬から7月中旬に収穫します。今年の収穫はすでに終わっており、いま産地にあるのは来年のための苗です。
震度7を観測した宇城市のい草農家、畑野泰人さんは7月末、自身のSNSに次のように記しました。
地震で家の事ばかり考えていたら、9月に株分けする畑苗がヤバい。こうも色が抜けているとは。急いで除草して入水せねば。今年はイ草植えられない。

今年11月に植え付けができなければ、来年6月の収穫もありません。地震の被害は、来年の畳表の量に現れる見通しです。
産地はすでに縮小が続いていました。農林水産省の資料によると、熊本県のい生産農家は平成27年産の536戸から令和7年産は223戸へ、10年で6割近く減っています。作付面積は687ヘクタールから242ヘクタール、畳表の生産枚数は274万枚から103万枚に落ち込みました。直近の1年だけを見ても、農家数は16%、作付面積は24%、畳表の生産枚数は27%減少しています。
同地域は前年の令和7年8月豪雨でも、刈り取り機などの機械類に13億3千万円の被害を受けたばかりでした。二年続けての被災となります。
「募金」から「受注」へ 支援の形を変えます
当社代表の島田は令和7年8月の豪雨災害の際、募金の取りまとめ役を引き受けました。畳店・治療家・福祉事業者など25社から集まった70万円を、振込などの手数料を自己負担して減らさずに届ける形で、2025年11月14日、JA八代い業部会長 友枝和也氏へ贈呈しています。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/166521/4/166521-4-ce79f389ecdad52fed3599db2a3dd942-750x1000.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]2025年11月14日、JAやつしろい業センターで、集まった寄付金70万円をJA八代い業部会長の友枝和也さんに手渡す島田光章
今回は、その形式を見直しました。
災害からの復興には、募金だけでは届かない問題があります。設備が壊れても、復旧後に注文が入る見通しがなければ、農家は買い替えや大規模な工事に踏み切れません。将来への投資をためらえば、生産量はさらに落ち込みます。この悪循環が、災害のたびに産地を細らせてきました。
必要なのは、復興後に注文が戻ることです。それも、当社が見るところ受注が鈍っている高級な部類の畳表について、安定して高い水準の注文が続くことです。
そのためには、畳店の側が変わらなければなりません。本セミナーは、畳店の事業構造を、高品質な国産畳表が売れて利益の残るビジネスモデルへ転換することを主題としています。手段はデジタル技術を使った情報発信です。
もともとは当社が運営する経営勉強会「リアルマーケティングマスタースクール(RMMS)」の1dayセミナーとして予定していたものを、地震の発生を受けて、畳店であれば誰でも参加できるチャリティーセミナーに切り替えました。
代表コメント
畳で最も大事な表面材であるい草の、最大の産地が被災しました。募金を届けることは大切ですが、それだけでは来年の作付けは守れません。復旧しても注文が戻らなければ、農家は次の設備に投資できないからです。産地に必要なのは、続く注文です。畳屋が国産の良い畳表を売れるようになることが、産地への一番長い支援になると考えています。業界でお世話になった者として、ご奉公させていただきます。
合同会社マイスターサポート 代表社員 島田光章

開催概要
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/166521/table/4_1_0d5b51a7e93fea41f39d990f49545837.jpg?v=202608041645 ]
プログラム
- 第1部 13:00~14:00 八巻太一「畳屋だからできる、防虫紙と防虫施工の売り方」
- 第2部 14:15~17:00 島田光章「広告費0円で、単価を倍にする」

登壇者
島田光章(しまだ みつあき)
合同会社マイスターサポート 代表社員。経営勉強会「リアルマーケティングマスタースクール(RMMS)」主宰。
戦前から続く畳店の4代目。中国産の安価な畳から、有害物質を抑えた健康に配慮した国産の高品質な畳へと家業の事業内容を転換し、借金を抱えていた実家を立て直した。現在は畳店への経営指導を中心に、障害者就労事業所やシステム開発会社の運営、AI導入支援を手がける。専門は、小規模事業者の情報発信を軸とした業務改革。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/166521/4/166521-4-f2d12477a0d6fae54d3d7603293e6a95-720x900.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]令和8年熊本地震チャリティーオープンセミナーで第2部を担当する島田光章
八巻太一(やまき たいち)
有限会社八巻畳工業 代表取締役。東京都北区で四代110余年。一級畳製作技能士・職業訓練指導員。全国の畳職人が集う技術研修「TTMクラブ」に10年以上参加。
熊本県八代市のい草の刈り取り・植え付けに今年で12回連続で参加している。大分県国東市の七島藺(しちとうい)の保存と普及にも携わり、産地の状況を他の畳店へ発信してきた。
(七島藺は大分県国東地方だけで生産されるカヤツリグサ科の植物。本来の琉球畳はこの七島藺で織られたもので、350年の歴史がある。現在の生産農家は7軒のみ)
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/166521/4/166521-4-be1de50b2e558a7b0cd322f400568055-720x900.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]第1部を担当する八巻畳工業の八巻太一さん。八代のい草の刈り取りに今年で12回連続で参加している
取材のご案内
当日の取材を受け付けます。会場は少人数のため、事前にご一報ください。登壇者2名への個別取材にも対応します。
提供できる写真
- 2025年11月14日の寄付贈呈の様子(JAやつしろい業センターにて)
- 登壇者2名のプロフィール写真

産地の現状について取材をご希望の場合は、八代市のい草農家をご紹介できます。復旧作業の最中ですので、まず当社までご相談ください。
寄付金の贈呈は、集計後にあらためてご案内します。
会社概要
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/166521/table/4_2_054eefe3d3a626e8fcb129c4b3a0c098.jpg?v=202608041645 ]
本リリースは、株式会社業務企画センターのPR TIMESアカウントを通じて配信しています。本件の主催および問い合わせ窓口は、上記の合同会社マイスターサポートです。
本件に関するお問い合わせ先
合同会社マイスターサポート 担当:島田光章
電話 050-3595-8530/FAX 050-3588-2267
メール info@msup.biz
出典
- 地震の規模・震央・命名・余震回数: 気象庁「令和8年熊本地震について」(令和8年8月1日10時00分時点)
- い草の生産動向・栽培暦: 農林水産省「いぐさ(畳表)をめぐる事情」(令和8年1月・特定作物統計)
- 令和7年8月豪雨の被害額: 八代市発表(速報値)
- 産地の声: 畑野泰人氏・田淵稔氏のSNS投稿(本人の了承を得て掲載)

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記事提供元:タビリス